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2009年1月26日 (月)

芸能で受注増を!

 ネットで購入した本『七世市川団蔵』を昨夜始めて開いた。昭和17年の初版本である。お正月に『老人の美しい死について』(朝倉喬司著)のことを書いてから読みたくなって買った本。著者は八世市川団蔵、当時は市川九蔵。戦中から戦後にかけての歌舞伎役者である。読み出すと彼の父をめぐるエピソードの豊富さやおもしろさ、意外な展開、もちろんその偉大さに引き込まれた。

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 そんなことを思って、芸能とビジネスの関係に思いをはせた。

【hmm…なアドヴァイス305.芸能で受注増を!】
ライフネット生命保険株式会社は、本年1月19日より、吉本興業所属のお笑い
芸人、「なかやまきんに君」・「鉄拳」・「もう中学生」の3名を起用し、
インターネット限定のキャンペーン企画『特別コント講座 生命保険』を
OPEN致しました。
引用元 

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 保険をお笑い芸人が説明する!?まあ百貨店でも(客寄せで)落語をやるし、生保とお笑いなら高齢者顧客のフィッシングですかと最初は思った。だがそのサービスを提供する生保会社の名前を見てハハンと思いました。それは“保険を真っ正直に提供する”というライフネット生命保険。その社長の話しをどこかで読んで記憶の片隅にあった。他とはちょっとちがうことをする保険会社と。

【お笑いで生保を説明する力とは…】
 まず“もう中学生”が現れる。彼は学芸会のようなセットで、家族でゆくピクニックを題材に生命保険のことをたくみに説明する。セットがかわいいし、ほのぼの楽しいコントです。

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 次は“鉄拳”。スケッチブックを使い、流している感じが逆にいいかなと。

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 最後は“なかやまきんに君”。左右のムネ筋が見事に動くのが見事。うむむ、あとはちょっと説明調と感じましたが。

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 いずれも吉本の芸人さん。わたしは誰も知らなかった(TV観ませんから、すみません)。生保会社とお笑いのネットアピール、他にないのは新鮮。社長は出口治明さんで、日生で保険業務に精通、やがて高齢化社会が到来すれば生保会社はきっと半分になる。そんな想いから新しい生保の起業につながったという。

「少子高齢化時代が来ることは分かっていたんです。人口が半分になれば生保は
半分になる。生き残るには、業務を多様化するか、海外に出て行くか、ビジネス
モデルの違う競争をするか、それしか展望は開けない。1985年ごろから、常々
そう考えていました」
(出口氏) 引用元

 ライフネット生保の開業日に、最初にかかってきた電話に、社長である出口氏が出たという。いくら新興企業でも生保では社長は電話に出ませんよね。でもここはちがう。そしてとにかく保険商品がわかりやすく説明されている。

 余談だがわたしは旧千代田生命と契約し、それがいつしかAIGとなり、破綻でさらに身売り…。民から集めたお金で不動産や債券投資で焦げ付かせる。合併して有耶無耶にする。償還率が悪くなる。生保を信じた自分をバカだと笑い飛ばせというのでしょうか?

【落語付きのICレコーダー】
 オリンパスの落語の使い方も大胆である。「ICレコーダーにラジオデイズ落語ギャラリー爆笑演芸会版33選を収録」。

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 オリンパスICレコーダー『Voice-TrekG-20 2Gモデル』には最初から33件(古典落語14作、新作落語14作、漫才などの話芸5作)、合計18時間24分の落語コンテンツが収録されている。総メモリー2Gの半分が落語という思いきった商品構成(メモリー構成?)なのである。録音は1GB分ですませて、他はメインユーザーの幸せ(お笑い)で満たすという商品化は意外性がある。

【hmm…なアドヴァイス】
 お笑いや落語や漫才。芸能とビジネスの接点はあんがい深い。

わかりやすさ(説明力)
意外性(気づき)
心のビタミン(なっとくや安心)

 不況でイヤなニュースばかりですが、吉本興行のお笑いをうまく利用し、和らげるだけでなく受注増に結びつけるのもひとつの手である。今日は以上です。

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