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2009年1月28日 (水)

自転車ライトレーンを地域づくりコンセプトに

  『首相、施政方針演説 小泉改革路線と一線、小さな政府に疑問符』という演説記事、もうしわけないけれど、本文を読もうという気にさえならない見出しです。とってもKYな政権で暗澹(あんたん)とします。

 首相のその演説の文字数は8,467字。原稿用紙400字詰め20枚に満たない量はコンパクトでいいけれど。一方、しっかり原文も訳文もコピーしました、海の向こうのオバマ氏の就任演説は13,320字。量より質ですが差があまりに歴然として、日本経済のピックアップが(このままでは)遅れると暗澹とします。

【hmm…なアドバイス307.自転車ライトレーンを地域づくりコンセプトに】
 国民へのばらまきのお小遣いなんぞより、今ずっと価値があるのは、メッセージが明確な公共事業投資です。オバマ大統領のグリーン・ニューディール政策のように、環境に良くて、産業構造をがらりと変える事業が最良である。今さら高速道路や林業道路の建設はNG。環境破壊のダムや原発はNG。では何がいいか?

 自転車乗りとして、ひとつのアイデアだな!と思ったのが“ライト・レーン”。

Lightlane_copyright

One key is that the lane establishes a well defined boundary beyond
the envelope of the bicycle, providing a greater margin of safety
between the car and the cyclist. Yet, only a small fraction of streets
have dedicated bike lanes, and with an installation cost of $5,000 to
$50,000 per mile,
(後略) 引用元

 ひとつの鍵は車道でバイク(自転車)と車の境界線を明確にして、車道での自転車走行をもっと安全にするもの。まだほんの少ししかバイクレーンはないけれど、この“光る自転車レーン”、1マイルあたり5000ドルから5万ドルで可能である。(超訳)

 自転車乗りの間で、最近圧倒的に支持されたのが、この光るバイクレーン・コンセプト。 発案者は米国Altitude Inc.のAlex TeeさんとEvan Gantさん。見積りコストにもかなり幅があるし、コンセプトの中で技術的な説明がほとんどない。自ら発光する材料を用いるのか、反射材料なのか、発電素子を埋め込むのか。まあいろいろな技術可能性があるので、5000ドルから5万ドルという10倍の差を提示したのであろう。

【Altitude Inc.について】
 どんなデザイン・デュオなのか調べたが、所属会社についても彼ら自身についても、限界があった。おそらくこの会社(Altitude Inc.)に属しているのだろうという前提で、その会社の情報を掲載します。間違っていたら削除します。

3

 “みんな寝ているとき、つまり闇にあるとき(今のような不況)、わたしたちはあなたを輝かせます”というような意味のコピー。ライトレーンはまさにそのコンセプトですね。

4

 この切口、「あなたの会社の次は?」「あなたはマーケットリーダーですか?」「製品開発は理想的?」「どのように理想を現実化してますか?」「わたしたちができること」も参考になります。

【hmm…なアドバイス】
 以前から地方都市では“自転車都市宣言”をして、自転車にやさしい都市づくりを進めるべきだと書いてきました。自転車は環境にやさしく、健康にも抗加齢にも効くし、なにしろヘルシーだし、死亡事故は少ないし、なぜか譲り合い精神を醸成しやすい。

 自転車を都市再生の核に据えて、専用&兼用道路整備、駐輪場整備、レンタルサイクル整備など自転車利用を進める一方で、中心商業の再活性化を自動車ではなく、徒歩とサイクリストの商業街づくりにシフトさせる。自動車利用前提の郊外開発から、人力移動の中心市街地開発にどんどんシフトするべきだと思う。

でも全国津々浦々でそうなる必要はない。起伏がある土地では自転車利用は促進できないし(電動サイクルもいいけど)、平坦かつ都市整備が一段落して、市街地改造の条件が整った地域でやればいいと思うのです。中央政府は電気自動車、地方政府は自転車。どうでしょうか?

【余談その1】
 と、堅い話ばかりではナニなので、こんな良い商品も見つけました!

Ts_yuento02 Ts_yuento01

 自転車に乗りながらの携帯プレーヤーのリスニング、絶対NG。でも長い距離を走るときや専用道路なら音楽くらい聴きたい。そんなときに携帯プレーヤーのイヤホンに挿しこんで、ぶら下げると音楽が醸し出される。「YUEN'TO ミュージックバルーン」は3990円。

【余談その2】
 わたしのこのブログをお読みいただいている方々は覚えているはず。あのFirewinder。先日、英国の丘で大量に光らせたイベントが、BBCにも取り上げられました。2分くらいです。


Firewinder - BBC Points West Feature from Firewinder on Vimeo

 日本でも同じように“風の光のイベント”を開くことをわたしは画策中です。不況にめげずにがんばろう!風力で日本を照らそう!ほとんどボランティアですが、実現できるならば、ぜひ「我こそは!」の方々のご協力をと思います。横浜、静岡、そして神戸あたりで実現できればサイコーです。今日は以上です。

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