IKEA—ガーデンを幸せにする自由な想像力
みなさんの家庭にLEDランプ、いくつありますか?まだ卓上のランプや室内ランプは少ないでしょうが、自転車の前後のランプはLEDが増えてきたし懐中電灯にもLEDがフツーになった。自動車のヘッドライトにも採用が進み出した。もう数年経たないうちにLEDエブリウエアとなる。
そんな予想を確実するランプ商品がIKEAから発売された。LED+ソーラーパワー=IKEA品質、なのです。 IKEAファンだけでなく、ガーデン派にとってこの春の注目商品間違いなし。
【hmm…なアドバイス338. IKEA—ガーデンを幸せにする自由な想像力】
household megastore IKEA has begun stocking (in store; online is coming
soon) a new series of solar-powered lighting supplies. The SOLIG series
contains a handful of solar light sticks, orbs, garden lights, chain globes
and even posts, 引用元
メガストアIKEAはソーラー電源のLEDライトを『SOLIGシリーズ』から発売。ソーラーライト・スティック、球、ガーデンライト、デコレーションライトなど(残念ながらオンラインではまだです)。商品をいくつか見ていこう。
【NEW SOLIGシリーズのいくつか】
まず“ランタン”ぽい吊るしのライト。どうやらソーラーパネルはランタンのトップに付いており、フル充電で9時間照明ができる。フル充電にどのくらいの時間がかかるかは日照次第。価格は(たったの)19.99ドル。
次に『ソーラースティック』。画像にあるように家庭菜園や庭にアクセント照明が似合いそう。マンションのプランターでも工夫をすれば、ロマンチックな照明になりそう。これきっとcherryさんも気に入るのではないでしょうか。これも19.99ドル。
次の画像でシステム構成がわかりますね。これはフル充電で16時間もつという。
そして次はドーム/円形のライト、ガーデンに置くことができる。でも壁にも付けられるのではないだろうか?(正確にはわかりません)。次の画像は点灯時と非点灯時の差異を表す。7.99ドル。
一戸建てに住む人には次の照明が役に立つ。玄関にふたつ、玄関から庭や裏庭への道の両側に挿しておけば、夜光ってくれる。いいじゃないですか。一本9.99ドル。これはフル充電で11時間持つそうです。ちなみに高さ53cmです。
【IKEAの魅力の要因】
IKEAのソーラーパワーLED商品の魅力はいくつもあるが、大きく2つにわかれそうだ。
まずIKEAの本来の魅力がきちんと発揮されていること。シンプルなIKEAデザイン、機能の簡素化、組み立てと設置はお客さま、世界市場前提の価格設定、そしてリビング安全品質への信頼性(化学物質排除、品質優先主義)。こうしたプラスのイメージが、たったひとつの“IKEA”というロゴ/ブランドから発せられること自体、ほんとうに凄いことだ。
もうひとつは、LED+ソーラーという新技術を積極導入したこと。IKEAがもしも“家具会社”だったら、そうした商品企画はメーカーまかせで、家具のアクセサリーとして扱うだろう。逆にIKEAがもしも“電器会社”だったら、器具を作って、あとはインテリア/エクステリア会社に卸しておしまい、だったかもしれない。
【hmm…なアドバイス】
IKEAという会社、こうとらえるべきなのだろう。“ハピネス・オブ・リビング” 住まいの幸せ、そんなコンセプトなのではないだろうか。
企業が生産するモノ/販売するモノから自社を定義すると、材料・部材購入と販売チャネルに束縛される。だが買い手の“幸せな”ライフスタイルから自社を定義すれば、それが幸せかどうかの感性判断で、材料も部材制作依頼も自由に行える。市場から望まれるものや技術変化をべースに、自社をいつも再定義できる。販売チャネルや店舗スタイルも、従来の枠組みにとらわれることがない。
つまり同社には“ガーデンを幸せにする自由な想像力”があったのだ。それがSOLIGシリーズ。まだ日本市場発売は未定ですが、早く発売してください。今日は以上です。
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