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2009年3月14日 (土)

撮影ボックス作り余話

 昨日、ある国産木材活用のパイオニア的な存在の方にお会いした。かねて会いたいなと思っていて、ビジネスメディア誠の取材として申し込んでみたら、拍子抜けするほどスムーズにお会いできた。取材記者もどき冥利、というのでしょうか。

 インタビューを通じてすごくチカラを頂きました。ありがとうございました。そのあと国産の無垢の木のショールームの撮影をさせていただいた。カメラはSonyのα300、性能が良いのですが腕が悪い。照明と露出のバランスがもうひとつ取れず、ピントが合いにくかった。写りには不安があるなあ。

【hmm…なアドバイス342.撮影ボックス作り余話】
 わたしが関わるデザイナー作品販売事業のutteのサイト、作品紹介画像とその紹介文がコアコンピタンス。画像は(だんだん良くなってきたとはいえ)まだまだ。作品によってイマイチ多し。タマにはまあまあ写真が撮れたなという2品を転載します(まだutteのウエブサイトにはアップしていない画像です。フライング&転載ごめんなさい、華尚さん)。

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 押し花を散らしたデザインと、文字のキラキラ墨がとても美しい作品。ピントの合わせ方がよかった。最初の写真は文字に焦点が合い、次の写真は花に焦点を合わせた。このサイズの作品撮影には“自作ヤグラ”ないし、段ボールで自作した“撮影囲い”を使っています。囲い内部を白くあるいは黒くなど変えています。できれば四方八方をおおい、撮影スタジオのように強い照明を当てつつ、柔らかい光源にする工夫を入れればいいのですが、なかなかプロっぽくならない。

 割とむつかしいのがアクリルフレームの撮影。多方面から映り込みがたくさんできる。撮影するのがちと億劫になるほどです(フレーム自体は安価なのにね)。歪まずに撮影する機材がそろっていれば、オイルペインティングのキャンバスのでっかい作品の方が、きっと撮影自体はシンプルだと思う。

【優れたライティンングBOXを作りたい】
 来週(以降)やりたいことは“もっと綺麗に映るライティングBOXの自作”。もちろん売っています。たとえばケンコーのボックス。実勢価格1万円くらい。

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 プラモデルの田宮模型からも撮影ボックス『ポータブル撮影スタジオ』が発売されている。これは折りたたみで持ち運びできる優れものだ。1/35スケールモデルがぴったりのサイズ。14,490円。

Top

 他にも“ミニスタジオ”などの名称で、小型のもので数千円から3万円くらいで販売しています。通販ビジネスやヤフオクマニアでもない限り、頻繁にはお世話にならないですよね。絵画や書も扱うわたしたちには、逆にちょっと小さすぎる。そこで自作しようという話しになります。

【自作サイトNo.1?】
 『オークション写真の撮り方』というサイトでは、1,000円で作る本格的撮影ボックスというエントリーがある。撮影対象品のサイズはちと小さいが、ホームセンターやシモジマで売っているサンプライという半透明素材で囲うボックスの作り方。ていねいに説明されていて参考になります。 

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 二灯のライトをしっかり当てて、レフ版で手前からの照源をコントロールすれば、アクリルフレームの映り込みも消えるだろう。

 『かめらのカワムラ』ではこんな本格的な紹介もある。

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 わたしが角材で制作したヤグラも、基本コンセプトはこれ。もっとヤグかったのでぐらぐらですが(笑)。照明の光源のせいで、トレペが焼けて火が点いたという話しも書いてあってびっくり。トレペは紙ですから気をつけないとね。あと小窓から撮影する制作事例も載っています。アクリルフレーム撮影にはこれがよさそう。

 トレペぽい紙を使ってボックス撮影をしてみると、ナマぽさがイマイチ出ないのも事実。とはいえ照度と影のコントロールは商品撮影のイロハなので、そこを極めてからナマっぽい撮影ができるレンズに投資といきたい。次週後半以降なら時間ができそうなので新・ボックスづくりにトライします。

【hmm…なアドバイス】
 プロはどういう写真を撮るかという見本のような広告写真は、αシリーズのSonyから

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 24.6メガピクセルのα900、精細だしリアル。Sonyは国内より海外の広告がいいな、とつくづく思う。ずいぶん前だが『単音オーケストラの驚異のサウンド』というCMもよかった。フェイクをナマぽく撮る技術ノウハウまでいらないけれど、ひとつひとつのクリエイター作品には、作者のうなり声とか、生きざまとか、絶望とか希望とかがたっぷり詰まっている。わたしはそれをちゃんと引き出せているだろうか?ナマの汗や涙や笑みやウインクが、作品からほとばしる写真がいつか撮れるようになりたい。今日は以上です。

 

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