セカンド・サイトと点字翻訳機
一昨日は悪夢で、昨日は小康だった花粉症。そして今日の関東地方、朝から花粉注意報が出ていたので家にじっとしていた。ジョギングもやめた。でも動かないとますます貧乏になりバカになるので、ビジネスメディア誠の原稿と、utteのクリエイターさんのインタビューを一本ずつまとめた。〆て4800字。花粉は仕事を捗らせる効能もあるんだ。
ウェザーニュースより。
わたしの花粉症、鼻ぐちゅぐちゅですが、昨日は眼もおかしくてね。コンタクトレンズが角膜の上をフロートして、キュートな相棒cherryさんがピカソの肖像画に見えたさ(嘘だよん)。なので昨日の車いすから今日は“眼”の話題を。
【hmm…なアドバイス336.セカンド・サイトと点字翻訳機】
Ronさんに移植された人工眼球は「Argus II」と呼ばれるもので、カメラや
画像処理プロセッサがマウントされたサングラスと、網膜にインプラントした
電極、そしてカメラから得た情報を電極に送信するレシーバーから構成(後略)。
引用元 スラッシュドット
なんと30年前に視力を失った男性に視力を取り戻させようという臨床実験、と言っていいでしょう。そのデジタル技術と眼科治療の合体手術の模様が凄い。Ronさんは今では、白と黒と灰色を見分けることができるという。BBCニュースが取り上げた画像から。
まずサングラスに埋め込まれたビデオカメラに画像が収められる。
カメラは画像情報を処理し、無線交信で網膜に埋め込まれた電極に伝えられる。
電極に伝えられたイメージを脳の視神経に送り込み、脳は“light and dark spot”を読み込むという仕組み。衝撃のBBCの動画、短いので(広告+本編1分以内)ぜひ観てください。
【second sight/セカンド・サイト】
言わば“人工眼球”、第二の視覚を取り戻させるこの実験は、米国企業Second Sightが主体となって実施している。Ronさんの手術を実施したロンドンの眼科病院 Moorfieldはそのひとつで、08年4月に2人の患者にオペを実施した。
システム開発と施術指導をしているsecond sightは、カリフォルニアのベンチャー企業で、09年2月現在で全世界で18件の実施例がある。そのサイトには施術対象者条件が述べられている。
・網膜色素変性症
・神経節細胞の存在
・正常な視覚が損なわれた症歴
正確には同社サイトを訪ねてほしい。成功すれば凄いことになりそうだ。
【点字翻訳機も待たれる】
眼が見えないままでも点字を手軽に読めるデバイスをデザインした人もいる。“Braille Interpreter”、点字翻訳機だ。
デザイナーのHyung Jin Limさんがデザインしたのは、グローブの人差し指にセンサーを埋め込んで、その触覚で点字情報をBluetooth処理で音声伝達しようというものだ。
これも素晴らしいコンセプトですね。眼の見えなくなったばかりの人や、健常者もこれで読めるようになれば支援の仕方もちがってくるかもしれない。ぜひ開発が実現するといい。
【hmm…なアドバイス】
眼が見えなくなるなんてことに比べれば、花粉症で生きるのが億劫になるなんて言えない。そう思い直してマスクを取ると“苦シャン!。冗談もキツいし眼も痒いし(笑)。
しかも、浦和レッズの湿りっけたっぷりの試合を観て、さらに花粉症の具合が悪くなりそうだった。FWのふたり(TTコンビ)は花粉症なのだろうか?ポンテからのパスもまったく見えなかった。視界不良の第一戦。治療が必要だ。今日は以上です。
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