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2009年4月17日 (金)

竹尾ペーパーショウ2009と見本帳

 今日は朝からヤフオクで或る品定めをcherryさんとして、「よおし買おう!」とパチっと購入しました。実は昨夜競り負けして、今朝は仕返しで衝動入札&落札です(笑)。その品、utteのオフィスに届いたらご紹介します。 

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 落札したcherryさんは、その足で(わたしは抽選に外れた)『竹尾ペーパーショウ』へ。竹尾のファインペーパー、大きなブランド力ですね。ある印刷会社の人は「竹尾さんのは良いけど高くて買えない」と苦笑していたっけ。

【hmm…なアドバイス370.竹尾ペーパーショウ2009と見本帳】
 cherryさんはショウの講演で、イタリアのファインペーパー製造会社の4代目、フェルチォ・ジルベルティ氏の話しを聴いたそうで。「スタードリーム」「プライク」「ナチュラル・エボルーション」といった、ファインペーパーの代表的なプロダクトを開発した人である。 

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cherryさんがもらってきたパンフ。その中に深澤講演案内あり(わたし落選)

 わたしたちutteは、前から“プライク”というジルベルティさんのところで生産された、素敵な紙に印刷された名刺を使っています。それもマットな黒(noir)、滋味な茶(cherry)、飛び跳ねる赤(郷)と個性に合わせた3色。プライク=Plastic likeが語源だそうですが、しっかりした印字・箔押しが似合う紙です。

 もともとが高い紙ですから、見本帳も高くなる。

【見本帳の価値】
 ヤフオクで或る品をめぐって彷徨っていたわたしとcherryさん。脇道にそれた買い物が得意の彼女、なぜか“見本帳”を探し当てた。そして「え!1万円もするんだ!」と叫んだ。わたしも声をビブラートさせた。 

Utagenoyoimg587x4401229242604fds4ax ヤフオクより

 竹尾の紙の見本帳、4段フルセットで落札希望価格は10,000円。おお。実はutteも紙を扱うものですから、これと同じセットがあります。まさか1万円(!)とは思わなかった。浅かった。そこで、utteにある“万円価値”をパチリとしました。 

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 このペーパー見本を起点に、紙がらみの商品化提案、今後はもっとしていきたいと思います。

【ペーパーショウの成果を出版】
 竹尾は昨年(2008年)のペーパーショウの成果を出版物にもしています。 

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26組の内外のトップ・クリエイター×26のショップ×26種類のファイン
ペーパーによる、最新の紙のクリエイションを一冊に収録。実際に26種類の
ファインペーパーの作品が綴じられた、最新型の紙とクリエイターの
コラボレーション・ブック。
引用元

 26組のクリエイターのファインペーパー作品とコメントを収録したもので、流通べースの紙見本帳と言ってもいいでしょう。先日auの携帯でとりあげた草間彌生さんの作品もある。4,200円という価格、ファインペーパーの原価からして仕方ない。

【hmm…なアドバイス】
 “見本帳がブランド”という発見が新鮮だった。

 見本帳は、医薬品業界でも衣料品業界でも、そして建材業界でもタダではない。分厚くて重いカタログを1,000円など有料で卸業者などに販売している。通販/カタログ販売だって、タダに見せかけて商品にコストをのせている。それらはあくまで“商品紹介”である。印刷コストを転嫁しているだけ。自社のブランドをアピールしているけれど、ブランドをストレッチ(伸ばす)ような役割はない。

 竹尾では高価な商品見本によって、印刷業らの自社の顧客と、印刷ニーズを持つエンドユーザーの間で、「わあ!こんな紙があるの!」「目移りしてしまいそう」というため息を引き出し、ファインなブランドイメージをストレッチしているのだ。

【余談・PR】
 見本といえば壁紙や床材です。utteは5月上旬をメドに『アートマルシェ神田』と名付けたギャラリースペース(展示・教室・会議)、クリエイターや起業者向けのブースと個室レンタルを始めます。千代田区神田須田町のビル内を改修をしていましたが、本日ほぼ終了いたしました。サンゲツなどの内装見本帳も見つつ、クリエイティブな内装空間創りを心がけました。ご支援いただければ幸いです。今日は以上です。

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