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2009年4月15日 (水)

内観療法で楽になろう!

 また書籍小包が届いていた。例によって作品社の新刊本である。ポン友の編集者、内田眞人さんの手による2冊。いつもすみません。そのうち1冊に目を通してみたので、取り上げてみたい。 

19 引用元

 タイトルの『内観療法』という単語、どこかで聞いたことがある。内容はまったく知らなかったけれど、わたしに必要なことだなあ、と正直思った。

【hmm…なアドバイス369. 内観療法で楽になろう!】
内観療法とは、「してもらったこと」「して返したこと」
「迷惑をかけたこと」の三つのテーマに沿って、過去の人間関係を
集中的に想起する精神療法です。
(同著『まえがき』より)

 “自己反省法”であり“愛情発見法”でもあると、まえがきは続く。精神療法のひとつとして精神科に取り入れられているこの療法は、統合失調症やうつ病、神経症患者らの回復支援治療にも使われる。

 だが内田氏が作ったのだろうが(やるね)同書の帯にはこうある。

自分の心の窓をノックしよう。
「ほんとうの自分自身」を発見する
今、人気の心理療法の画期的入門書!

 自殺者が10年連続で3万人を越える日本。内観療法がその抑制効果があると言われて、昨今注目される。ちなみに“3万人”という死亡原因の位置づけ、「がんによる年間死亡者数=33万人」「心疾患=17万人」「交通事故=6000人」、3万人は目立って大きいわけです。

 誰しも苦しいことがあると「死んでしまいたい」と思ったり、口に出したりしますよね。わたしもあります。それが日々続き、深刻度が増すと、コトンと逝ってしまう。毎日のように電車飛び込み記事がある。そんな状況を少しでも改善したいという想いが、この療法を広めようという原動力だろう。

【三点を思い出し、実践するだけ】
 同著のコンセプトであり、そして診療行為のメッセージである『してもらったこと/して返したこと/迷惑をかけたこと』、この三点を思い出すだけで、気分や行動に大きな変化がもたらされ、人生まで変えるという。

 著者の笹野友寿氏は、精神科医になる研修医時代に内観療法を自ら実体験し、自ら患者さんに適用してその効果を目の当たりにしたことで、氏自身が“内観で目覚めた”体験を持つ。

 昇進昇格を果たせずモヤモヤしてヤル気が失せた人、燃え尽きゆえか集中力が保てない人、ささいな人間関係に悩み行動が抑制されてしまう人など、大なり小なり心にわだかまりを持つ人は多い。それにどう対処するか(できるか)で人生が決まることはある。内観療法では過去を想起することで、自分の心理や行為への気づきをうながし、対人関係のストレスを緩和する。それだけでなく「人格の成長を目指す」というところが気になった。

【人格成長のために】
 内観療法のゴールは“人格の成長”。内観療法を実践すると、心の余裕というか、人格的に成長する人が多く観られるそうだ。一部はしょるが、メリットは次のようなもの。

 「親からの自立(心理面)」
 「物事を内省的に受けとめる能力を獲得する」
 「信念をつらぬく精神力の獲得」
 「集中力や持久力」
 「敏感さがなくなる」 

 注目したのが“敏感さがなくなる”という点。わたし自身のことですが、昨年10月まで、社会人になってからずっと給与生活者でした。会社勤めを辞めて独立状態になったとき、収入面と仕事能力への不安感からもあるけれど、“やらなきゃ”という使命感からストレスを感じた。

【自分の内観】
 やらなきゃ、やるぞという想いと、ボクはこんなに一生懸命やっているのに、なぜまわりはそんなにノンビリしているのだろう?生活を賭けてないからだろう、そう思って、まわりにも自分の気持ちにも、すごく敏感になった。その自分中心心理にノックアウトされそうになった。敏感さゆえに思考や行動が束縛された。

 敏感さを持ちすぎるのは“大局観”を失うこと。実践上のツボを見失うとか、優先順位を間違うこと。瑣末なことを実施する一方で、重要なことをやらない。それが自分でも気づいていたり、後で気づくのだが、なかなかコントロ—ルができなくなる。それでイライラする。

 最近は“ボクは一生懸命の部分”をテキトーに腹をくくったので、気持ち的にはかなり楽になった。やるしかないと前向きになった。それでも「ツボを見失ったな」と反省したり、「優先順位に迷ったり」は毎日ある。そんな反省ができること、迷いを意識できることが、内観の第一歩だろうと勝手に考えていますが。

 わたしの自己流はアテになりません。深刻な人は、本書で紹介される“内観療法所”で合宿療法に救いを求めましょう。犬死にはやめよう。

【hmm…なアドバイス】
 今日のわたしを内観してみた。

 cherryさんには(いつものことだが)甘えてしまって、フンフンと聴いてもらえるから、あれこれ支離滅裂な話しをした。それなのに彼女の話しにどこか反論というか反発というか、してしまった。どうもすみません。

 書家の平田美記さんと、お会いする時間に遅れました。ごめんなさい。しかも電話をし合った記録をさきほど“iPhone”でいじっていて、誤動作で彼女に電話をかけてしまった(笑)。まだMNPしたてで、機器操作に慣れていないもので、ごめんなさい。

 盟友Tomoyoさんに“誕生日おめでとう!“と携帯メールをした。わたしの誕生日にはモノを頂いたのに、こちらからはメッセージだけなのを内観して反省した。その代わりにはならないが「“愛ほん”からメッセ—ジです」と書き添えた。彼女から御礼のメールがあって、そこには“愛奔いいなあ”と書いてあった。“愛奔”いただきです(笑)。 

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 最後に、内観と“宇宙開発戦争”、まったく異なるこんな2冊を同時に出す内田氏の編集方針、果たして内観はあるのだろうか?(笑)

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コメント

内観できずにコメントが遅れました(笑)。

内観しすぎるのはビョーキだし、
内観しなさすぎるのはキビョーだし(笑)。

結局は呼吸法、すぅっっきり深く呼吸できる、
そんな瞬間、日々、年々かなあ。理想です。

相棒にも(ちこっと)嫌われてますので(笑)、
内観に精だしまふ。

Tomoyoさん、近々遊びに来てください!
ネットワーク接続お化け、発生中!(笑)

投稿: 郷/marketing-no-mark | 2009年4月21日 (火) 21時53分

こんにちは!

郷さん、cherryさん
誕生日のお祝いありがとうございます。
この一年もいい年にしたいです。

****
内観療法って複雑そうな、ドクターの指導がないと危険なイメージがありましたが、、、

「してもらったこと/して返したこと/迷惑をかけたこと」

こうまとめてくださったことで、別に怖くもないし逆に親しみが増すように思いました。

投稿: トモヨ | 2009年4月20日 (月) 15時04分

反発?なんでしょう。全然思い出せない。なんだろう。忘れちゃいました。私はそんなもんです。イヤなこととか、寝たら忘れちゃう。
反発してください。反論してください。じゃないと二人いる意味がないです。でも、「は~?」というのは、少なくとも他の人にはやめてください・・・。
tomoyoさん、おめでとうございます!

投稿: Cherry | 2009年4月15日 (水) 23時13分

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