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2009年4月14日 (火)

楽器創作コンテスト随想

  音楽に関してわたしにはひとつ自慢話しがある。ある人がこう言った。「郷さんて(わたしのこと)、何か楽器が弾けそうな感じがします」これは褒めことばですよね〜♪“ある人”とは女性だったので、余計に誇らしく感じた。

 何年も前にそう言われたのに、相変わらず楽器音痴は変わらない。でも楽器の話しにツンと敏感になのです。それは素質があるからか、コンプレクスゆえか。

【hmm…なアドバイス368.楽器創作コンテスト随想】
ジョージア工科大学で、年次コンテスト『Guthman Musical Instrument
Competition』の第1回が開催された。総額1万5000ドルの賞金を
目当てに、ミュージシャンや発明家、工作マニアたちが創作楽器を
持ち寄った。賞金の額は少ないものの、『X PRIZE』コンテストの音楽版
といった趣だ。
引用元 

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 賞金総額は多くないけれど(篤志家の故人の夫人の寄付による)、自分の創造性を楽器という表現媒体に表したいという人びと、60組以上がエントリーし、本選に25組が残った『Guthman Musical Instrument Competition』、楽器を創作するだけでなく、実際に演奏して競うコンテストである。わあ♪おもしろい楽器が目白押しなのです。

 もっとも気に入ったというか驚愕したのが、Jaime Oliverさんの『Silent Drum』。これは凄いと思いつつyoutubeを1/2くらい観ていたが(全長が長いのがタマに傷)、記事を読みかえすとこれがやっぱ最優秀賞。ドラムが“心動”している。 

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 柔軟な素材を表面に使ったドラムヘッドを、指や手や拳で押し、その押し加減がビデオカメラで撮像される。その“押した形の変化の信号”がノートPCに送られる。彼が押しているサマ、動画からの画像です。 

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 映像技術と音楽技術、そしてパフォーマンスが一体となっているのだ。 

【画像付きの余談】
 フト思い出した。ローリング・ストーンズの傑作『Shine A Light』の一場面。キース・リチャーズが、撮影の監督マーチン・スコシッジに「ここから撮るといいぜ」と撮影アングルをアドバイスするシーンだ。 

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 ドラムの名手チャーリー・ワッツが、ドラムを足で叩くのを観ることができるのは、舞台では一緒に演奏するミュージシャンたち(およそ3名)だけだ。だからここから撮るのは“レアだろう?”というキースの思いやりなのだった。 

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【あと、気になったのは皿とキーボード】
 皿回し音楽、実に痛快でした!Thomas Gerhardtさんが創った楽器、皿回しの棒が立ち、これにほんとに皿を回す。回す絵皿の底に無線通信チップを付けて、回す音の速度でサンプリング音が創られるというのだ。 

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 こういっちゃ何ですが、シャカシャカとレコードやCDを回すDJは、皿回しのようなものです。それを痛烈に皮肉った楽器、ということもできますね。速度が落ちて、皿が落ちそうにるとまた回しを入れるのがウケました。 

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 そして最後に“キーボード・ギター”。ごくフツーのPCキーボードと自作ソフトで構成。 

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 このキーボード器楽、わたし的には“ウィン(Windows)キー”がどんな音を奏でるのかに興味があった。お堅いMS明朝みたいなコチコチ音は、聴きたくないし、きっと誰も使わないキーなのだろう。

【hmm…なアドバイス】
 楽器創作コンテスト、道具だけを作るわけじゃない。モノ作りと同時に、演奏に耐える音も作りだし、さらにどうパフォーマンスするか自演スタイルも創るわけだ。

・道具を創る
・音を創る
・パフォーマンスを創る

 絵描きだとすれば、絵筆を作り(=道具)、色を創り(=音)、そしてライブペイント(=パフォーマンス)を同時にするようなもの。たかが楽器というなかれ、凄い発明なのである。楽器クリエイターはその少数民族性ゆえにメジャーへの途は狭いが、超オンリーワンなので、ひとつのアート・ジャンルだと思った。覚えておきたい。今日は以上です。

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