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2009年6月 6日 (土)

Apple WWDC/林檎の世界出荷に際して

 今年のWWDC/ワールドワイドデベロッパカンファレンスは、次週6月8日(月)から(日本時間は9日深夜)。わたしは作年からPCをAppleに、今年iPhoneにも鞍替えした、収穫遅れの林檎。林檎ほど可愛くないっオヤジ?(笑)ほっといて。今年の見どころはいくつもあるが、まずはAppleのプレスリリースから。 

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WWDCでは、世界で最も先進的なモバイルオペレーティングシステムであるiPhone™ OS 3.0と、世界最高のデスクトップオペレーティングシステムをさらに強化、洗練させ、将来のMac®イノベーションの基礎となる、Mac OS® X Snow Leopard™の両方について、詳細なセッションが提供されます。 引用元 

【hmm…なアドバイス410.Apple WWDC/林檎の世界出荷に際して】
 iPhone OS 3.0とSnow Leopardというソフトウエアの刷新が目玉。もちろんデベロッパー対象会議ゆえ当たりまえです。市場で喧伝されているiPhoneの新ハードウエア(4GB/8GB/16GB/32GB)が発表されるかどうか予断を許さない(そこまで深刻じゃないって?_Yes!_笑)。

 Iphone2

 ですが市場の予断は盛り上がっています。その予想の中でビビンときたのは、

・improved RAM タッチしてちと鈍いなと感じるから。
・背面ラバー これは欲しい。いままで3度ほど道に落としたの。
・背面のAppleロゴが光る(これ、あったらいいな)
・デジタルコンパス 地図情報とその説明情報を統合できるもの。

 むしろ大きな革新はOS自体の使い勝手。カット&コピーができるとか、レスがよくなるとか、ハード的にはバッテリー寿命の伸びがあればいいなと思っています。

 どちらのOSもユーザーであるわたしとしては、新OSのすべての機能、旧マシンで対応できないのかな?がちょっと不安。でも4GBと8GBという安いバージョンを出すというウワサで、旧機ユーザーにも新OSを楽しめる途を作ったのだろうか?と勝手に推測しました。

 つまり旧機ユーザーを新機へいつまでにどのくらい移行させるか(先進国市場)、低価格モデルで新規ユーザーをどのくらい取り込むか(途上国市場)、そこの計算がマーケティングの基本となっているはずです。ふたたびプレスリリースを。

【四半期業績がべースになる】
アップル史上最高の1〜3月期売上高と利益
2009年4月22日、カリフォルニア州クパティーノ、アップルは本日、2009年3月28日を末日とする2009年度第2四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は81億6,000万ドル、純利益は12億1,000万ドル、希薄化後の1株当り利益は1.33ドルとなりました。
引用元 

 大不況下でのこの業績は、めちゃくちゃ凄い。対前年同期比の売上は75億1,000万ドル、純利益は10億5,000万ドルですから、過去最高。アナリストもほくほくなのですが、問題は次の四半期(4月〜6月末)。昨年は3G発表で好業績だったこの四半期、3.0ソフトだけではムリでハード売上が必要となる。 

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 不況はAppleをめぐる市場環境にも影響を与えており、そのひとつは低価格圧力、もうひとつは仕様バラエティ。Appleの目下のポジションとしては、売れれば売れるほど世界市場のPCや携帯市場に食いこんでゆくしかない。そこでは低価格はもちろん、各国/エリアの事情に合わせた仕様のバラエティが必要。四半期の成長を達成するために、4GBや8GBモデルが出てきたのだと思います。ソフトバンクでも、次週から3Gキャンペーンを張るとにらんでいます。

【hmm…なアドバイス】
 たぶん最大のニュースはSteve Jobsの登壇です。瀕死だったと言われますから、そうとう痩せているに違いないが、復帰の約束を少し前倒しして登壇すると思う。それが全世界に配信され、Appleは先に進むというメッセージになる。仮にそれが最後になったとしても出てきてほしいと思う。

 余談ですが、cherryさんに教えてもらった、LAのマッククローンのQuo社はすごい。創業者のRashantha De Silvaは“できるだけ真似たい”と語る。

3

"We are trying to mimic things as much as we can," De Silva says. "I'm hoping that Apple sees the value in what we are doing."
できるだけマックを真似たいんんだ。ウチのやっていることに価値ありとAppleが認めてくれればなと思っているんだ」 引用元 

 Appleがガレージからメーカーになり、やがてコミュニティを形成し、事業解体危機を乗り越え、林檎の再定義を経てワールドワイドになった今、Quoのような帰依者をどう扱うかという問題に直面する。これはAppleの思想を反映するべきことだ。

 Appleとは何なのか?林檎を世界出荷して、どう腐らせないか? 

その答えはWWDCから透けて見えてくるはず。今日は以上です。

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