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2009年6月25日 (木)

パンダキャラ、ゆるキャラが人気の理由

 今日はビジネスメディア誠で連載しております“うふふ”マーケティングへのリードです。テーマは“ゆるキャラ”。

パンダキャラ、ゆるキャラが人気の理由
企業や地方自治体が展開する、パンダキャラやゆるキャラに癒やされる日本人。しかし、なぜ私たちはそうしたほほえましいキャラクターに癒やされるのだろうか? その理由を考えてみた。続きはこちら。 

17_2 ANAより。

編集を担当していただく堀内さんが、「そぉ〜れ!どぉだ!」とキャラ画像を満載してくれました。誰も知らんキャラありで(笑)。おかげでにぎやかな連載誌面になりましたね。多謝熊猫。

【ボクの好きだったキャラ】
 きっと皆さんもゆるキャラ好きですよね。公共団体のキャラとか、漫画の主人公とか、カテゴライズせずにボクが好きなやつ、歴代3つを挙げてみます。 

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ホワッツマイケル by 小林まこと
 奇跡のポーズ、とぼけた表情、超昔の米国TV映画『逃亡者』をベースにした逃げる話しにからめた猫が、とぉっってもヤバくて素敵。単行本を、よく床屋とか歯医者の待合室で読んだぜ。1984年から89年にかけて連載がべ—ス。 

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シマリスくん by いがらしみきお
 いじらしさといじめらしさのミックス・パーソナリティが好き。なんといってもいがらしさんとその漫画、屈折している。かわゆい話しの向こう側は凶暴だ。その屈折した心を一身にうけて小首をかしげるキャラがシマリスくん。「ボク、いじめる?」と。『ぼのぼの』自体、驚くべきことに、まだ続いている(1986年〜今)。なぜ好きになったかと言えば、昔好きだった人が好きだったからだ。 

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ぐりとぐら by 中川李枝子(作)山脇百合子(絵
 海外絵本だとずっっっと思っていましたが、実は純和モノの絵本。初出は1963年で、これまでに2,000万部を越えているという。ぐりとぐらの料理を真似して作った子供はたくさんいるでしょう。どっちがぐりか、ぐらか、ついにわからないけど(笑)。なぜこれを好きになったかといえば、家にこれを好きな子供がいたからかな。

 読者がどんなキャラ好きか知らねども、こうして上げてゆくと、キャラで年齢がわかってしまってヤバいよね。でもね、キャラは時代を背負っているのでしょう。

【キャラは死屍累々の歴史】
 キャラは死屍累々の歴史でもある。どんなに作者が思い入れ強くても、伝わるか伝わらないか、市場の冷たい眼がずんと光っている。ゾクに100三つという法則があれど、キャラの成功の確率は、絶対にそれ以下である。 

Photo 浦和レッズのキャラジオ

 たとえばこの浦和レッズのキャラ、知らないよね。Jリーグのキャラほど浸透しなかったキャラもない。「J」のロゴは博報堂が「普通は何千マンですが、じゃあ1,000万円で」という話しは読んだけれど、各チームのロゴやキャラはいくらだったのだろうか?

【キャラでサムくなることもある】
 さてキャラ・エッセイを書いたら、書いた後から疑問がわいてきた。

・生身のアイドルと二次元キャラはどう違うのか?
・ロゴやデザインとキャラはどう違うのか?
・着ぐるみのキャラはバレバレなのに、なぜ人気あるのか?
・ピカソの絵画の互い違いの眼の女性は、キャラなのかそうでないのか?

 疑問は尽きない。だが亡き父は、ボクが小学校低学年くらいのときこう言った。 

「ピコちゃんが、会社の廊下で歩いていたのを見たよ」

 父は東電のエンジニアだった。まじめな人で、冗談が冗談にならず、冷たいジョークになってしまうのだった。企業マスコットのはしりだったピコちゃんは東電のマスコット。古くて画像さえネットにない。その性別不詳のキャラ、送電線を渡っていても、内幸町の本社廊下を歩いてはいない。場違いすぎる。父のジョークをきっかけに、ボクはキャラに冷たい視線を向ける子供になってしまった。

 今日は以上です。

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