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2009年7月15日 (水)

アウディ100周年のピアノ

 広く知られていることだ(と思う)が、アウディとはラテン語で「聴く(Listen)」という意味である。自動車メーカーアウディの前身である、アウグスト・ホルヒ社は、合併により1910年に社名を「ホルヒ」から「アウディ」に変更した。ホルヒもドイツ語で“聴く”という意味だそうだ。

 それでなのか。アウディは先頃“ピアノ”を発表した。新車じゃない。 

Audibosendorfer01_2  引用元

【hmm…なアドバイス443. アウディ100周年のピアノ】
 あと20時間でアウディの100周年らしい。らしい、というのはわたしはドイツ語を知らんので、このサイトの数字の羅列で「あと20時間か」と推測したのと、明日7月16日(木)、恵比寿ガーデンプレイスで同社100周年記念イベントもあるからだ。間違えたらすまんが、100%間違いないだろう。 

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 なぜピアノなのか?それを紐解く前に、その美しさを観てください。曲線と直線の調和、躍動と静謐の合体、必然と偶然の調和。わたしの形容詞、多すぎます?(笑) 

Audibosendorfer05   Audibosendorfer02  
   蓋部                             グランド部
 

Audibosendorfer07   鍵盤部

 これこそグランドデザイン。どんな音が聴こえてくるのでしょうか?質実剛健なドイツらしい、しっかりとした独奏曲なのか。肉体の瞬発をデザインするアウディ車のように、躍動と重厚のシンフォニーなのか。いや、激情を抑えて這うように響く室内楽協奏曲なのか。  

Bosendorferaudidesign_grandpianothu  

 おっとこのアングルだと、カーポートの屋根ですか?と言いたくなるけど(笑)。

【アウディサウンドシステム】
 アウディA5/S5に装備される『Bang & Olufsen』のサウンドシステムを観てみよう。14もスピーカーがあり、車内の細かい音響位相まで設計され、きっと音はぴかイチでしょう。ビンボー人には確かめるスベがないので論評は控える(笑)。 

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"The limitations we faced were necessary as a means of stimulating our creativity," Audi Group Design lead Wolfgang Egger said in a press release, "The project was a useful source of experience for our young designers, and will benefit them later when they work on car design." 引用元

「リミットを設けるのはクリエイティビティを刺激するのに必要」 アウディデザインの Wolfgang Eggerは言う。「このPJは若手デザイナーにとって有意義で、後でクルマのデザインに恩恵があるでしょう」 (厳粛訳)

 静粛性を高めて、快適なドライビングを実現し、お気に入りの音で包み込まれる。高級車ならではの謳い文句。でもなぜピアノなのか?わたしの想像ですが、“クルマはシンフォニー”だからなのだと思う。

【hmm…なアドバイス】
 自動車は動くもの。イグニッションを回すと、空間が生きだす。エンジン音、風きり音、車内コミュニケーション、そして(その日々、その時々の)運転者の鼓動、そのシンフォニーでオーケストレイトされる空間となる。

 独奏にも協奏にも交響にも使われる鍵盤楽器のピアノは、どんなドライブシーンにもぴったりなので、アウディ100年の空間演出デザインとして起用されたのではないだろうか。今日は以上です。

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