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2009年8月27日 (木)

放送作家が「テレビでアピールする方法」を書いたワケ(こぼれ話し)

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”へのリードかつ、ホンネです。

放送作家が「テレビでアピールする方法」を書いたワケ
街の飲食店や小さな会社が、テレビ番組で放送されて大きな話題に……。著書『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』で、小事業者がテレビに取り上げられるための秘けつを記した野呂エイシロウさん。なぜ彼は、この本を書こうと思ったのだろうか。続きはこちら。

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 この本『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』は、軽いタッチで書かれているので、読み出すと速読が可能です。完読まですぅ〜っと、通勤の行きと帰りで十分でした。ひと言でいえば“ウケるプレスリリースの書きかたの本”。ヒントは具体的かつ盛りだくさんなのだが、読了後、深く考えさせる、尾を引く本です。

 良い本とは“共感するよね〜”という点で共通項があるもの。共通項とは、読者ターゲットが抱える問題が一緒だとか、書かれていることが普遍的にぐっとくるとか、タイムリーに刺さるとか、小ネタで盛り上がれるとかである。特定ターゲットに刺さるのはヒット、普遍的に共感できるのがベストセラー。と言い換えてもおおよそ当たり。

 でもこの本にカギッて言えば、組織を離れたことがないサラリーマンには、その切実さは本質的にピンと来ないと思う。メーカーも商業も金融業も、そしてウェブ出版社も、大多数はサラリーマンだから、この本の底にある切実さ、暗黒さはとんと理解できない。

 でも野呂さんの本は、その切実さを理解する2つのターゲットに刺さっている。

【2つのターゲット】
 その2つのターゲットは何でしょうか。

 第一のターゲットは、“読者自身の切実なニーズ”、つまり「ウチの店をマスコミが取り上げてほしい」「それで話題になって生き延びたい」という生きるか死ぬかに根ざしている。要するに売れない実業家や、流行らない店舗の店主です。明日をも知れぬ切実な問題(倒産や廃業や蒸発や自殺)をかかえている。だからたった今、タダでやれる事のヒントが欲しいのである。

 もうひとつの読者ターゲットは、100%真逆。アブナい事業や店を救う立場のコンサルタントたちやその予備軍。彼らにとっては「改善するにはこうやればいいんです」というヒントが満載。たいていはサラリーマンでしょうから、深く理解してのコンサルはできないですがね。元サラリーマン・コンサルタントのわたし、そこは同情と理解をしますが、今なら、ほんとうに必要なコンサルが何か?身をもって言えます。しかも野呂さんの本から、技をさっそくパクリましたし(笑)。

 2つのターゲットのニーズを同時に満たす本はあんまりないです。ところが、この両方のターゲットにフィットする、極めて希少価値な読者もいる。それはわたしです。

【2つの仕事=実業と虚業】
 初めてそろそろ9ヶ月が経過するクリエイター作品販売事業(utteといいます)、必ずしも成功しているとはいえません。もっと話題になるはずだし、もっと売れるはずだし、もっと“ここにしないものがある”と話題になるはずです。期待値が高すぎるのかもしれないけれど、まだまだそのレベルにはとても到達していません。だから相棒cherryさんと日々、議論・努力・料理・喧嘩・雄叫び・爆笑をしています。

 一方、わたし自身のコンサルの仕事は、ぼちぼちですかね。今のうちにネジ巻き直しして、個人事務所の法人化をはかります。そんなポジティブになると、野呂さんの著書からのパクリも積極的になって(笑)アイデアが沸いてくる。今日作ったチラシは「アート+コンサルティング」というテーマ。町づくりにアートを使ってみようという内容です。リーフレットは“株式会社ことば”のサイトからDLしてください。右バーにアイコンを作りましたので。

【生のわたし】
 生のわたしは、(成功未満の)実業家。同時に(そこそこ経験ある)虚業家(コンサルのこと)です。その立場になって始めて、コンサル先の中小企業経営者の祈る心や、中小企業診断士の試験に出てくる店舗改善の店主の、ほんとうの焦りがわかります。今ならわたしは経営者や独立者と、経営上の孤独や焦りや戒めも、独立上の自由も畏れも喜びも、共有できるからですね。

 その目線をもって、事業上の協業を提案し、コンサルティングができます。だから、両方のビジネスを生々しく、夢を切らさずにやり遂げることができるはず。今日はこのくらいにさせていただき、明日、もうちょっとホンネを書きます。

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コメント

幸本さま
コメント、ありたがとうございました!
まったく同じ境遇の人がいるとはびっくりです(笑)。ぜひどこかで。

投稿: go/marketing-kyogyoka | 2009年8月28日 (金) 14時59分

>この両方のターゲットにフィットする、
>極めて希少価値な読者もいる。それはわたしです。

実業家and虚業家and中小企業診断士の私もかなりフィットしました!!

投稿: 幸本陽平 | 2009年8月27日 (木) 23時36分

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