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2009年9月11日 (金)

用の東西文化の結晶 art mouse

 今日は“至高の一品”をご紹介します。 

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 「art pc Ryou は、今までに手にすることがないユニークなPCをご提案します。最新のITテクノロジーと伝統工芸の技を用いて、一台ずつ人の手により製作しておりますので、全く同じものは作れません。」(art pc Ryou のカタログより

 素晴しい一品を受領いたしました。それは 銀墨 [GINBOKU] です。

【hmm…なアドバイス492.用の東西文化の結晶 art mouse】
 作品の説明にはこうあります。 

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天然漆の素材しか使わない手塗り仕上げの加工製品です。淡口漆(オレンジ色)仕上げに生漆で波模様を描いた後、銀箔を散らすように貼り、生漆で薄くコーティングをして仕上げた若き作家の力作の一品です。(同) 

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 蓋を開け閉めすればわかる精緻なつくりの桐の箱。そこに収まる巾着袋。手触りが素晴らしく良くて、素材へのこだわりとデバイス保護の心がしっかり伝わる。傷つきやショックフリーため、クッション素材がサンドイッチされている。漆塗りのだんだんその正体が明らかになってきます。 

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 現れるは漆塗りの“PCマウス”。“art pc Ryou”で知られるUniversal Roaming株式会社の梁育倫さんプロデュースで、一品一品制作される art mouse 銀墨 [GINBOKU] が、その正体。以前ビジネスメディア誠ので取材させて頂き、その高貴さに触れて深く感銘を受けて拙文をまとめさせて頂きました(拙文はこちら)。 

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 漆という技工になじみがない読者に拙文力、どこまで伝わったか恐縮したものでした。それでも何件ものお問い合わせがRyouさんに届いたとか。よかったなあ。

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 わたしの記事なんてアルバイトの巫女さんだし、プロダクトの凄さは触れればわかる。実はわたしの会社設立の記念品、頂きました。梁さん、ほんとうにありがとうございます。だから販促をするわけじゃない。そもそもこのブログ、ほとんどわたしの販促にさえなっちょらん(笑)。だから掛け値無しの感想を書きます。

【なんて気持ちいい用の具か】

漆塗りがあたたかく光る。情感を伝える紋様がいい。
ああ触れてみたい。おお触れると誇らしい。
操作は機敏だ。スクロールもドキュメントフリップも、
ブラウザページの「進む」「戻る」も自在に、
息する漆が手の平にココチよく吸い付いてくる。


 マウスを尊敬するなんて、これまでなかった。定価33,000円ですが、そのプライスの価値に合う仕事(文章作成)をしなければと、その深い技の表面をなでながら思いました。
制作者は漆師 藤野征一郎氏。漆の技、造形の革新性で知られています。

 Vx05_l00_2  同社HPより。

【hmm…なアドバイス】
 ひとつしかないものを創る
日本の漆師と、台湾の最新ITを組み合わせる発想。プロデュースだけでなく、時にデザイナーとしてもアクトするRyouさん。その想いは“用の美
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文化性を感じない道具からは、良い文化がうまれない。ちょっと昔、名前だけでブランドを買い漁っていた日本人、今、ゆえなき節約志向オンリーの日本人に、すごく痛いことば。“用の東西文化”を無視する、無思慮な買い物をするばかり。それで幸せなのだろうか? 今日は以上です。

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