プリバリ[イン]インタビューからインタビュー流儀へ
今日は久々にスーツを着て、久々にJAGATー日本印刷技術協会さんに行ってきました。JAGATさんで発刊する月刊誌『プリバリ[イン]』で拙稿を連載させていただいているのですが、そのご縁で先週一本の電話が。
「ビデオでインタビューをさせていただけませんか?」電話の向こうには同誌の販促をご担当される眞賀里(まかり)さん。ハキハキされていて好感度高い女性。「え、あたしごときが・・・」とまあ雑誌の拡販に断る理由もないし、たまにはそんなのも刺激になるかな、と思って快諾。撮影被写体としてお邪魔したわけです。
【hmm…なアドバイス496.プリバリ[イン]インタビューからインタビュー流儀へ】
撮影はこんな具合で始まりました。
眞賀里さん(ハキハキと)
「今日は日本印刷技術協会JAGATから発売している月刊プリバリインで、連載を書いていただいております郷好文さんにインタビューします。郷さん、よろしくお願いします」
郷(ぼそぼそと)
「よろひくお願いします」
「カァッット!、もういちどやってください!」
と厳しい声が飛んで・・・ということはなかったのですが、撮影をご担当されていた方(あ、すみません!お名刺も交わさず)、やれやれと思ったことでしょう。自然な感じでいきましょう、と優しく言ってくださり、ほっとして。
インタビューしてくださる眞賀里さん、以前にアップされたビデオ販促の主役は彼女だったはず。これです、この動画けっこう好きです。
【むにゃむにゃ答えたインタビュー】
わたしのはこんなにスムーズではなくてヒンシュクものです。撮影にうってつけの小部屋で、高性能デジタルビデオを三脚に据えてのインタビュー。あらぬことをあれこれあーだこーだむにゃむにゃ話してしまった。恥。
眞賀里さんの質問に答えていたのか、つぶやいていたのか定かではありません。9割がたカットしてください。来週にも公開されますが観ないでください(笑)。おっとこっちは観てください。後藤編集長インタビューby眞賀里さん。
【インタビューの流れ】
動画撮影をされていてひとつハハンとした。ビデオ撮影だからこそ自然な流れがほしい。最初にインタビューア(眞賀里さん)を撮影し、撮影を切らさずにインタビューされる人(郷)に向けていく。すると対談がリアルだし、関係がわかる。シンプルに流れが見える。
それでフト思った。インタビューの伝え方には2つある。ひとつは時間の流れ(そのまま)で会話を伝える、もうひとつは別の流れ(編集/創作)を加えて伝えるやりかた。
前者はタレントや俳優などのインタビューに見られるQ&A。録音して“書き起こして”センテンスや語尾を整理して伝える対談。後者はインタビューしつつも、それを“創り起こす”人のフィルターを通すもの。エッセイ、ルポルタージュがそれに近い。
わたしは完璧に後者タイプ。インタビューアーにそのコアにあること、核心にあることを描き出す“義務”があるぞと気合いを入れていくわけです。だから「核心かなぁ」と当たりをつけた場所にジャブを繰り出す。もしも当たったのならパンチを返して欲しい。外れたらせせら笑ってほしい。それをクロスカウンターできるかどうかは、わたしの経験と相手への想い次第です。これがわたしのインタビュー流儀です。うまくいく場合の、ですけど(笑)。
【hmm…なアドバイス】
わたしのインタビュー記事の読者のひとり、cherryさんは「どのインタビューも郷さん自身の創作フィルターを通して描いている」と言った。よく考えてみたら、それは半分当たりで、半分違っていた。
創作も入りますが、それは“核心を伝えるために”必要なことだと思う。なぜなら、読む人に疑似体験してもらいたいから。その人が苦労してきたこと、感じたこと、体験したことを、読者にも“疑似体験”してほしいわけです。そのためには、彼/彼女の魅力や才能の真ん中にあることから描くしかなくて、その人になりきって描くことも目指しています。そうならないのが、わたしの未熟さです。
話しはビデオからインタビュー流儀に飛びましたが、これもわたしのちゃらんぽらん流儀(笑)。プリバリ8月号のバックナンバーの電子書籍版もできました。ぜひご購読のほど。
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