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2009年10月15日 (木)

厳しい時代の今、“クリエイター・シンキング”に学ぼう

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”へのリードです。

厳しい時代の今、“クリエイター・シンキング”に学ぼう
金融危機の到来で社会情勢が急変する昨今、従来のビジネス思考術が通用しなくなっている。ならば、これまで頼りにしてきた処世術の本は閉じ、自分と闘い、自分のキーワードを見つけてきたクリエイターの思考術に学んではいかがだろうか。 

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 見回せばどこもかしこも厳しい話しばかり。

 「どないですか?」「だめですわ」とわざわざ関西弁で書かなくてもいいけど(笑)。でもどこもかしこも、街角景気はまだ縮んでいる。これまでなら、そろそろピックアップしてもいいはずなのに、回復が遅い。待てども暮らせども風が吹かない。これはヤバいぞと思った経営者が、これから骨身を削りだしす(つまりリストラ)。デフレ不況が、再度スパイラル下降に入る(かもしれない)。そんな状況だと思う。

 だから今、HOW TO本、処世術本やマインド本が売れる。心の持ちようで、人間関係や仕事が変わるというノリの本である。わたしも読んだこともあるけれど、正直、いくら読んでも解はない。むしろHOW TO本中毒になってしまうのがオチだ。そんなことは止めて、自分に向き合ってよという気持ちで、今回のエッセイは書いた。

【ビジネスメディア誠世代に、アンケートをしませんか?】
 厳しい、厳しいとはいうけれど、今の時代がほんとに厳しいのか?

 過去の経済成長期もバブル期も知らずに育った30代までの人にとっては、もの心ついて以来、2000年前後のITバブル期を除くと、ほぼずっと(安)低成長の時代が続いていた。低成長なんて今さら、いつもそうだった、と言いそうですよね。生活防衛なら100均があるもん、別にダイジョウブ、そんな意識があるかもしれない。 

成長神話で懸命に泳いできた50代以降の世代と、低成長の濁流で浮かんできた20代・30代世代とのギャップがある。だから何を言われても、マジでホンキになれない、世代ギャップが、国の政策・施策を推進するギャップになっているかもしれません。

 そこで。20代から30代の勤め人にとって、今の時代がどう映っているのか? 就職、労働、転職、転社、将来、デフレ…などをテーマについて、ビジネスメディア誠の読者意識調査(アンケート)をしたらどうだろうか?誠世代(1970年〜1985年生まれくらいですか)がやる気なれる環境づくりが、国の将来にとってとても大きいと思うわけで。

【Eさんの仕事】
 そうそう、団塊世代の先輩、その力量が、凄いなと思った話しを概略ご紹介します。コンサルタントの大先輩のEさん、彼の話すこと、示すこと、描くこと、切れ味と力があります。企業を変える力を持つコンサルタントです。

彼は昨年、ある電子部品メーカーに招かれて“事業改造取締役”に就任しました。タイミングは最悪でした。リーマンショック後の就任ですから。

 着任したその日から改革が始まった。電子部品の製造コストを半額にするため、製造工程はもちろん、物流や管理工程まで刷新するため、幹部社員の勉強会が始まりました。平日も土日も。単身赴任状態のEさん、1回/月の帰京がせいぜいだったとか。

 昨年暮れから今年の夏までの経済環境下で、現状認識→見通し設定→ライン改善→ワークシェア→雇用調整→将来の増産に向けたプロセス改革→それに基づく設備投資まで、一気に描いて、そして実行したそうです。その実現のメドがついたので、また独立コンサルタントにもどりました。

 あの経済環境下でも、そこまでできる。社員の目の色を変え、恐らくは人生までも変えた力、ほんとうに凄いと思いました。

【hmm…なアドバイス】
 不肖わたしもコンサル業をしています。その仕事は、クライアントへの働きかけを通じて企業を変えることです。知識の切り売りでもなければ、魔法でもありません。気づきやベクトルや実働への突き落とし。それが仕事です。

 この混迷の時代、Eさんのような方が救世主となりましょう。わたしはその半分くらいの力しかないで憧れます。今日は以上です。

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