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2009年10月26日 (月)

首相殿、インフルエンザ対策は初心表明で!

 「おはようございます。熱を計ったら38度で、今日は病院に行ってお休みにさせてください」from cherryさん。相棒からiPhoneのSMSにこんなメッセージが。ついにインフルエンザ?お大事に。まさか病院でこんなマスクをした医者・看護師たちに囲まれて。なんてないだろうな…。 

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 ところがその後彼女は、ケナゲにも、utteの特別作品販売の受・発注作業をメール上で行っていた(CCで情報共有しているので)。生死は定かだがFluは定かじゃない。そこで今日はお見舞いの意味も込めて、インフルエンザ最前線の状況を伝えたい。

【hmm…なアドバイス529.首相殿、インフルエンザ対策は初心表明で!】
 まずはかわいいニュースから。『ロート製薬、初の子供用マスク』で、3歳から9歳の子を対象にサイズを小さくした。これ、いいんじゃないでしょうか。ちっちゃい顔にでかいマスクはかわいそう。  

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 「せきをする人こそマスク」と言って歩く人にマスクを配っているのは、NPO法人日本ハートマスク協会。大阪市の本町周辺でマスクを配布した。予防もいいけれど、公共の場で咳をしている人こそマスクをすべきですよね。大賛成。消費者ローンもパチンコ店も、ティッシュのかわりにマスクを配布すべき。しないよりはした方がいいはずだが・・・・。

【優先接種の判断って何?】
 でも新型インフルエンザワクチン、優先接種や各県の個別対応で情報が入り乱れている。まず5,400万人という優先接種対象者数自体が、何が優先かさっぱりわからない。人口の4割が「優先」とは、ハテナ。感染状況からは小中高が多い(事実)ので食い止めるとすればそこ。ただ死ぬのは高齢者や病人からで、ならば専門家の意見を尊重すべきだが…。

37足立信也厚生労働政務官は20日、新型インフルエンザのワクチン接種について、20~50代の医療従事者以外は当面、原則2回接種とする方針を発表した。(中略)16日に厚労省が開いた専門家会議では「13歳以上は原則1回」の意見で一致していたが、行政判断でこれを覆した。引用元 

 医療業界ではこの“行政判断”について「政治主導」をねらったものと見ている。民主党政権となり、足立参議院議員(厚生労働政務官)が官僚を仕切りたいがゆえ、あえて官僚側が選出した専門家の意見を無視したというのだ。確かに「2回」とする前に、(2回に賛成する)審議会メンバーに入れ替えているのだ。なぜですか?

 混乱はほかにも。「無料なのか有料なのか」「国産か輸入か(われわれには選べない)」「効き目があるのか(実は疑問あり)」 消費者から見ても疑問ばかりなのだ。

【米国でも迷走あり】
 米国でも状況は似ている。日経メディカルの記事『H1N1の生ワクチンを次女の鼻にピュッ』では、医師の吉田穂波さんがマサチューセッツ州のインフルエンザ接種状況を伝えています。3人の子どもたちに接種を受けさせたい母が、たった2時間で品切れになるワクチン接種。

37_2 7月30日付のCDCの基本的なrecommendationでは、新型インフルエンザ用のワクチンを優先的に接種すべきとしたのは、「妊婦」「生後6カ月以下の幼児の保護者」「救急隊員ら緊急医療の従事者」「生後6 カ月から24歳まで」「基礎疾患のある25~64歳」です。引用元

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 現場では混乱もあるそうですが(2歳以上で接種できるスプレータイプを、1歳3ヶ月の子に接種)、医師でもある母はがんばってます。その米国で、ベンチャー企業開発の抗インフル薬「ペラミビル」の緊急投与を許可したというニュースもありました。

 第3相臨床試験(フェーズ3)にある薬を“前倒し”で投与許可を出すという。これは“点滴薬”であり、ダイレクト注入で効く分、副作用は大丈夫なのか? それはおかまいなしに販売元の塩野義製薬の株をみんな買うだろうか?そもそも、そんなに緊急事態なのだろうか?

【ワクチンなんて効かない?】
 安保徹氏(新潟大学大学院医歯学総合研究科教授)は「ワクチンは税金のムダ」と言う。

37_3ワクチンなんて歴史的に効いたためしはほとんどありません。弱めたウイルスを使ってワクチンを作っているわけで、本物の抗体ができないのです。引用元

 氏いわく、何千億もの税金投与、こっけいだと。若い人こそもっとばい菌を身体に入れろ(笑)。菌に弱い身体だからちょっとした感染に抵抗力がないと。免疫学の世界的な権威ゆえ重いことばだ。

【hmm…なアドバイス】
 こんな情報過多、情報不信の状況でどうするか。確かなことはひとつだけだ。 

「賢い消費者になろう」

 医療のこと、ほんとうのところ一般人にはわかりにくい。情報が非対称だからこそ“儲ける” “得する” “名を挙げる” そんな人が出てきてもおかしくない。手指消毒もマスクも無用じゃないでしょう。ワクチンだってしておくにこしたことはない。でもほんとうに必要なの?自分なりに判断するしかないんでしょうか?

 本日の首相の初心(いや所信)表明にあるように「国民の命を守る」なら、業界べったりの省ではムリ。消費者の水先案内役は消費者庁が担ってほしい。“正しいこと”を主導してほしい。省壁を破壊し、情報の非対称を解消してほしい。そのチャンスなのですよ今こそ。今日は以上です。

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