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2009年10月 1日 (木)

無印良品、それは暮らしのアトモスフィア

 今日はビジネスメディア誠に連載する“うふふマーケティング”へのリードと、閑話です。

“ブランド”ではなく“雰囲気”――無印良品の強みとは
1980年に始まり、徐々に支持を獲得してきた無印良品。幅広い世代の人気を集めているが、無印良品の魅力とは何なのだろうか。9月18日にリニューアルオープンした池袋西武店を訪問して、その理由を探った。 

Photo

 当初は“無印良品、それは暮らしのアトモスフィア”というタイトルをつけていたのですが、わかりにくいということでボツ(笑)。でもわたしは“アトモスフィア”という単語に“愛着”があって、ブログのタイトルは原題にさせていただきました。

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 某デザイナー+良品計画によるカウチソファ。座り心地とデザインの良さ、サイズのぴったりさ。良品計画宣伝販促室の片寄美恵さんとの約束で、関わったデザイナーさんのお名前は書けません。わたしが最も尊敬し、フェチである、あのプロダクトデザイナーさんです。こんな値段ではフツーは買えません。“即買い”ですね。

 そのプロダクトデザイナーさんは、デザインするデザインはデザインじゃない、みたいなことを言っています。現代のモノ溢れの世界では、過剰さを削ぎ落とすところからデザインは始まるのだと。

 そう無印良品こそ、印(つまりブランドでありデザインであり家紋や印籠である)が過剰になってきた時代に、印って何だろう?いらないよそんなの、から始まったわけです。ムジラーたちはそこに共鳴している。今回はそんなことを書いたつもりです。

【スーパー後によろずやに出店してほしい】
 閑話休題。「セブン&アイ・ホールディングスは2013年2月期までに傘下に置くイトーヨーカ堂店舗の16%にあたる約30店を閉鎖する検討に入った。」今日の日経新聞のトップはこのニュースでしたね。衝撃が走りました。勝ち組だと思われたイトーヨーカ堂でさえですから。

 わたしは今日、やや遠いところにコンサル業で電車に乗りました。その行き帰りの車窓から見ると、イトーヨーカ堂、ダイエー、マルエツなどスーパーの数々があるんです。確かに多いなと思いました。

 政府発表の景況動向とは、経営者の見方や出荷時点データがベースですから、消費者のデフレマインドを計算に入れていません。売り手や売り心がアップしても、買い手が冷えたまま。それが今どきでして、PBにしても、消費者はPB商品を“仕方ないわね”と買うだけなのに、そこに経営資源を投下して目先の薄利を追求するのは、経営判断としてミスだと思います。PBの在庫の山を前にため息をつく、店舗の前線を見ていませんよ。

 だから店舗閉鎖やむなし、統合・合併やむなし。退店後には昔ながらの“よろずや”に出店してもらいたい。小規模で、地域に根ざした、店主の顔の見えるよろずや。コンビ二やスーパーのマニュアル接客はもう懲り懲り。そう思っていたら、ちょうど良い体験をしました。

【長い閑話】
 “紀之鉄商店”は地域に根ざしてるし、何しろ店主がわざわざやってくる。 

アートマルシェ神田(わたしとcherryさんが運用管理するギャラリー兼多目的スペース)のあるドアで、合鍵が必要になった。合鍵屋を探した。まず近所の駅構内にある、大手M店に行ってカギを持ち込んだら、こう言われた。「標準じゃありませんねえ、特注で2週間かかります」 明日必要なのに困った。そこでもうひとつの近所の駅の大手R店に行った。そこではもっとすげなく「この合鍵は作れません」。レアモノのカギを取り付けたリフォーム会社を恨んだ。

 途方に暮れていたら、ある人が近所の“紀之鉄商店”を教えてくれた。歩いて5分もしないところにある。ゆくと変わった店だった。店内にはインド音楽が流れ、入口にはお香が炊かれていた。備品も不揃いかつ個性的で、剥製があるかと思えば、海外のお菓子のパッケージが並んでいる。何よりそこの店主?らしいオトコが、30才くらいだろうか、漆黒の巻き髪に耳にはピアス、腕にはタトゥ。こりゃまずいかなと思ったが、わたしが渡したカギをじぃっと見て、あれこれとサンプルを探してくれた。やがて無いということになり、メーカーに電話をしたが、不明だった。 

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 「何とかしますよ

 彼はそういうとわたしに連絡先を訊いた。「ああ三和印刷さんね、あそこのカギはボクがやってますから」 出来たら届けてくれるという。わたしはおもしろいカギ屋がいるもんだと感動しつつアートマルシェに戻ると、ほどなく彼がやってきた。

 サンプルを作ってドアのカギをカチカチやった。「わかりました、もうちょっと調整すればばっちしです」。また三十分もしないうちにやってきて、確かにばっちしだった。複製カギができた。とても助かったし、とてもリーズナブルだった。 

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 話しが長くなったが、カギは特注なのにリーズナブル、しかも変わっている(笑)。超お勧めである(千代田区神田須田町1−7 3255-0670 店主の持田さんにはブログに書くとは伝えていない、ようするに宣伝なしだ)。ご近所のお店に感動したのが久しぶりだったので。こんなのは標準を追いつめてきた業態(スーパーやコンビ二)にはできっこないのだ。今日はそれが言いたかった。以上です。

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