« 3つのトランス状態 | トップページ | utteのクリエイティブ・ブランド創りへ »

2009年10月 3日 (土)

東京オリンピック、そしてRIEさんの絵画

 わかってないなと思ったのは、今朝一番の五輪の日本落選です。スポーツの祭典なのにエコとか安全とかコンパクトとか、本スジと関係のないことばかりアピールしていたのだから、落選は当然。ほんらい貧困の中でもできるのがスポーツ。特に陸上競技やサッカーはそう。W杯しかり、五輪しかり、開催地は“南北格差解消”への動きあり。 

39

 そんなトレンドを読めず、アスリートも市民も主役じゃない東京のプレゼンには…正直、白けました。先月上旬に、ビジネスメディア誠に「なぜ東京オリンピック招致は盛り上がらないのか?」で書いたとおり、予想は的中しました。残念ながらシカゴ→東京→マドリード→リオまで読み通り。五輪=リオに頷いた後、神田の仕事場へ。

【hmm…なアドバイス510.東京オリンピック、そしてRIEさんの絵画】
 今日は“笑顔のアーティスト” RIEさんの個展開催日。 

20091002
おしゃれイズムで発表された絵画2点。

 土曜と日曜にはマトリョーシカの絵付けワークショップがあります。午前中から若い女性たちがむんむん集まって、キャアギャア笑いあって、絵筆を取っておりました。わたし的には撮影係、お茶係、雑事係で小さく執事しておりました(笑)。 

Dsc08999s

 こんな感じで“トランス状態”でお二人、やっていました。体験者に混じってマトリョーシカ絵付けをしたのは、相棒のcherryさん。とても上手なのでびっくり。 

Dsc08995s

 くわしくはウッテリエ・ブログへ。明日神田やアキバ近くをぶらつかれる方、まだ若干お席がありますので、飛び入り参加してください。(午前11時から、午後1時から、午後2時から、3回。utte@utte.co.jp または 03-6206-9600 まで)

【パリの収穫】
 またRIEさんの進境の著しさを表す、次の一枚の絵画も展示中。 

Pict0564 この作品が好きです。

 色合いが悪い写真ですみません。今までの彼女の作風から一歩踏み出した作品。初秋にパリに行った彼女、時間の許すかぎり画廊や展覧会を観て歩いたそうです。パリのアートに打たれ、アートに燃えた彼女、ある画廊でこう言われたそうです。

「本気なら、続けなさい。続けないとだめ」

 風が吹こうと雨が降ろうと雪で止まろうと、続けること。続けられるなら、いつでも展示は歓迎よ。画廊主はそんなことを言ったという。きっとスケッチを見せる若いRIEさんに、続ける意志があるかどうか、確かめるように鼓舞されたのでしょう。

 パリの美術館を歩いて、もうひとつ彼女が気づいたのは、デッサン力だそうです。 

「これもピカソ?」

 ある美術館でピカソの絵を観ているうちに思った。素描画つまりデッサンや習作などの技術の確かさ、その表現技術の高さ。あの“ゲルニカ”の裏にはそんな習作がひそんでいたとは。 

 RIEさんの絵の素晴らしさとは、誰の心にもある原初の笑顔を、まるで生まれたてのような輪郭と色彩で表すところ。ナチュラルで温かい曲線に惹かれます。クレヨンやアクリル絵の具のほんわりの世界。cherryさんもわたしも、そこが大好きでutteに加わっていただいたわけです。そして、パリを機会に変化が生まれ、もっと大きくて温かい作品が生まれそうです。笑顔にどんな奥行きができるのか、楽しみ。

【hmm…なアドバイス】
 東京オリンピックは、成熟国の“ハコ・エコ・カネ”の力を訴えてもダメでした。五輪委員は新興国の“明日・成長・きっと”が選ばれました。スポーツには、成長、というキイワードがふさわしいからでしょう。

 アートも“市場価値・エンコ・ヒエラルキー”から脱して、クリエイターに自由に創造する機会を与えたい。アート=金・市場評価・学閥、そんなのはつまらない。地球的な視点では、スポーツもアートも良い方向に向かっているのですが。今日は以上です。

|

« 3つのトランス状態 | トップページ | utteのクリエイティブ・ブランド創りへ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/158074/31629380

この記事へのトラックバック一覧です: 東京オリンピック、そしてRIEさんの絵画:

« 3つのトランス状態 | トップページ | utteのクリエイティブ・ブランド創りへ »