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2009年11月29日 (日)

欧州だから発想できる自転車開発を3つ

昨日は中小企業診断士の更新研修でおよそ半日を都心で費やした。終わって夕刻遅い時間、仕事場に駐輪する自転車にまたがりチャリ走で帰るか、電車に乗るかちと迷ったが、電車を選んだ。明日月曜日は雨らしいから、まあ正解だろうか。

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自転車に乗らない週末、自転車先進国の欧州からしか生まれない発想・商品を取り上げたい。ドイツ・デンマーク・そして英国。

【hmm…なアドバイス557.欧州だから発想できる自転車開発を3つ】

37Grace boasts a water-tight / ultra-light CNC-Aluminum frame, a 1300-watt motor, lithium-ion batteries, a 30 MPH speed, a range of up to 31 miles, and a one-hour recharge time. 引用元 「Graceは防水・超軽量のアルミフレームに、1.3kwモーター、リチウムイオン電池を搭載、時速30マイル(約48km)、31マイル(約 50km)まで走行可能、一時間で充電完了のバイクだ

世界初の適法な電気自転車”といううたい文句。走行ぶりを動画で観てください。あまりのスムーズさ、スポーティさに驚かされた。自転車にも“アウトバーン”が欲しい。   

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ドイツ・ベルリン近郊で一台一台ハンドメイド。CNC加工のアルミフレームタイプは3種、64色ものカラーバリエーション、総重量は32kg、たった一時間で充電完了というスペックはまさにゲルマン魂である。価格はモノ作りの結晶で8,760ドル(円高だが約79万円)。高いなんて声はものともしない。

【公爵夫人の自転車】

37_2This elegant commuter is designed with young urban women in mind, who care about their looks, health and the environment, but don't want to be bothered with technical details or bicycle maintenance. 引用元 「このエレガントな“Cannondale Dutchess”という自転車は、都市で働く若い女性をターゲットにした。彼女たちは美しく自転車に乗り、健康とエコを両立させ、でも自転車メンテナン スには煩わされたくない」 

Cannondale

 the Delft University of Technology(デルフト工科大学)のWytze van Mansumさんの卒業プロジェクトで、Cannondale社と開発したのがこの自転車。ハンドルに盗難防止の機構を入れ(ハンドルがまっ二つに折れる構造)、“Dutchess(公爵夫人)”と名付けたようにスカートでも乗れるし、内蔵クランクシャフト駆動で、チェーンで汚れることもない。

Cannondale4 Cannondale5

 

 構造的にも、ワイヤー類の露出を避け、後輪泥よけも構造の一部とするなど、限りなくムダ排除する合理なシンプルさが美しい。詳しくはこちらにインタビューも。またプロトタイプを鮮やかに乗る女性の動画も観てください。

 

Wytze's graduation project for Cannondale from Eelke D. on Vimeo

【hmm…なアドバイス】
 この2つの自転車、日本メーカーには発想ができない。まず電気バイクを公道で走らそうと思っても、道路事情もあれば、規制もたくさんある。いったいどこを走るんだろう?で開発なんて検討すらされない。そして日本には公爵夫人がおらず、ゴテゴテしたママちゃりばかりが走っている。これで開発のイマジネーションなんてあるはずもない。次の例もそうだ。

0puyl

 2009 Eurobike Awardを受賞した英国の学生のデザイン『PUYL』。ポンプで空気を注入するときに、LEDランプの充電ができるという。どうやらファラデーの法則に 基づくらしい(が、内容は忘れたよ_笑)。特許申請中。LED技術はトップでも、こんな応用発想ができないバイク後進国が本邦なのだ。 残念です。今日は以上です。

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