« 欧州だから発想できる自転車開発を3つ | トップページ | アイデアを出すたったひとつの法則 »

2009年11月30日 (月)

音楽とは世代に棲む商品

 今朝、通勤電車の中吊り広告に「フム?」というのがあった。“キャロル・キング?” “ジェームス・テイラー?” 

10 
引用元 

 『つづれおり』のヒットで知られるキャロル・キング、今67歳。彼女のカバー『You've got a friend』のヒットでも知られるジェームス・テイラー、今61歳。アコースティック全盛の70年代のグレイツ。今日は、音楽は国境を越えるけれど、年 齢/年代を越えるか?というテーマで。

【hmm…なアドバイス558.音楽とは世代に棲む商品】
 (私見ですけど)1970年代の音楽シーンとは、エレクトリックギターが全盛になった60年代後半からの電気サウンドトレンドに、アコースティック陣営が歯向かって、アコの市民権を復権させた時代である。日本では、はっぴいえんど、かまやつひろし、あがた森魚、チューリップ、などですかね。ところがエレキ陣営はとんでもない電子楽器を出してきた。それが“スタイロフォン/Stylophone”。

Stylophone1

37小山田圭吾がYEBISUビールのCMで、Kraftwerkが“Pocket calculator”で、David Bowieが“Space oddity”で使用していたことも頷ける、チープなエレクトロサウンドには中毒性あり。操作方法は付属のペンで操作盤をなぞるだけと実に簡単。引用元 

オリジナルは67年から80年まで英国で発売された電子オルガンで、全世界で累計300万台を売った。画像は2008年に発売された『スタイロフォン』で、当時と同じデザインで復刻した製品。69年にデビッド・ボウイが“未来の演奏”として、名曲“Space oddity”でこのデバイスを使ったのが懐かしいぜ。 

Stylophone2b1522

 スタイロフォンの使いかたは“スタイロペン”と呼ぶペンで鍵盤をトントンと押すと、いろんな音階の音が出るもの。単三電池で動き、MP3入力ができるということで、どこでもジャムセッションができる。カルト的なおもしろさがウケた。3,500円近辺で売られている。

【丸いタイプもある】
 同じ発売元“Re: creation”から、今年『Stylophone Beatbox』が発売。鍵盤タイプとは形はちがうが、やはりペンで、盤上に描かれた13個の円をなぞってタップして音を出す。音といい演奏といい、イメージはヒップポップサウンドでしょうか。丸タイプも3,580円なので、お子さんの電子玩具にもいい。 

Stylophonebeatbox11232009main

 その音はどうだろうか?ビューン、ポ〜っンって感じです。こちらの動画で聴いてください。

 スタイロフォン、リバイバルだけでなく、iPhoneのソフトウエアも作られるほど根強い楽器。電子音楽を発祥地みたいなイメージなのだろうか。

【hmm…なアドバイス】
 キャロルとテイラーには(実はほとんど)興味が無いけれど、こっちにはある。ロックの殿堂のお歴々の総出演コンサート(殿堂の25周年記念)。日本時間の今日(11月30日)、米国で放映していた。観たかった。写真はU2ボノとミック・ジャガーの共演ですわ。右はボスだ。言うなよ懐メロと。 

13 14

音楽とは世代に棲む商品である。だから世代を越えて消費させることがむつかしい。世代ごとに消費されるゆえに、後に反復するだけで再消費もむつかしい。ノスタルジー以外に何か価値をつけないとだめなのだ。スタイロフォンのリバイバルに、ほのかにむつかしさと可能性を感じた。今日は以上です。

|

« 欧州だから発想できる自転車開発を3つ | トップページ | アイデアを出すたったひとつの法則 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/158074/32436342

この記事へのトラックバック一覧です: 音楽とは世代に棲む商品:

« 欧州だから発想できる自転車開発を3つ | トップページ | アイデアを出すたったひとつの法則 »