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2009年12月 3日 (木)

お菓子から化粧品、ノートまで――サンプルって微妙

今日はビジネスメディア誠で連載しております“うふふ”マーケティングの“サンプル文章”です(というのはウソ)。

お菓子から化粧品、ノートまで――賢いサンプルの配り方とは?

アンケートへの協力などを条件とした、無料の“サンプル配布”が各分野で盛んだ。しかし筆者は、ただ単純にサンプルを配っているだけでは効果は小さいと主張する。どのようなことを考えて配布すれば、効果が高くなるのだろうか。

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サンプルって、実にビミョーだ。もらう方には「モノ欲しいココロ」があり、あげる方は「次は買えよという下心」が見え隠れし、そして無料でサンプルをもらって記事を書く記者にとっては「良心のかっとう」がある。もらったら書くべきだろうか? いやぐっとこないのなら書かないべきだが(誌面は埋めなきゃらないし・・・)。Jabra STONEナレッジストックみどり豊のサンプルを頂いて、考えたことを書いたの今回の記事。ご一読賜れば幸いです

【ドーナツとしゃり蔵】
 “もらって良かったサンプル”、何がありますか? まず思いつくのが、あのクリスピークリームのドーナツ行列でもらえる“焼きたてドーナツ”、あれは美味しかった。ずぅっと待ち続けて、行列疲労が重くなる頃合いに「いかがすでか」と甘いもの。タイミングといい購買促進といい、マーケティング史上、ベストなサンプリングだろう。 

Muryouhaihu 引用元

 サンプルと言えば思い出すのが『しゃり蔵』である。発売直後から、塩味でしゃりしゃりするこのお菓子を気に入って、仕事場ソバのコンビ二で買っていた。  

59377526s 引用元 

 そんなある日、サンプリングのアルバイトを時々する大学生の娘が、夕食どきだったか、何気に言った。「今日バイトで、しゃり蔵を配ったんだけど、けっこ う速くなくなった」。父としては、いくばくかの尊厳もあるので、「そのサンプルをたくさんもってこれないか」とは言えなかった。がしかし「やはり速くなくなったのか」と 秘かに感嘆しつつ黙っていた。

 ところがその後、そのコンビ二(食パン系のCV)に行くと「しゃり蔵」は廃番らしく、取り扱いがなくなっていた。なんてことだ。その落ち度が哀しかった。

【レッチリというサンプル】
 これをサンプル/試供品と呼べるかわからないが、コンサートの“前座バンド”は、ある意味で“お試し”だ。あんがいそこに掘り出し物がある。

 もう15年くらい昔だが、ある世界的なバンドのコンサートで、LAのフットボール・スタジアムに行った。世界的なバンドは7時開演とある。 だが米国のコンサートにはお品書きはあっても、時間感覚はまったくないことを知っていたわたしは、「まあ8時かしら」と思っていた。

 ところが前座は、当時売り出し中の“Red Hot Chili Peppers(レッチリ)”だった。彼らがイキまくってしまって、前座なのにアンコールがかかった。確かによかったぜ。前座がステージに再登場する事態にな り、8時なんかとっくに過ぎてしまった。結局、世界的なバンドが出てきたのは、9時半をまわっていた。サンプルとは“後進の育成”という意味もある。

【サンプルへの良心】
 ビジネスメディア誠の編集長の吉岡綾乃さんから、前にこう言われた。「郷さん、たとえ売り込みがあっても、ぐっときたことを書いてください、じゃないと郷さんの価値はない」。ありがたいな、と思いました。

 サンプルをもらっても媚びてはならない。むしろサンプル=試作品というイメージで使って、真摯に意見を返せばいい。それを記事やブログでおおっぴらにしても、しな くてもいい。そう考えたら楽になった。Jabra STONE、ナレッジストック、みどり豊にそれぞれレスを入れますから。今日は以上です。

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