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2009年12月 7日 (月)

ディスクには文化もアートも詰まっている。

 『学習』『科学』『日経ソリューションビジネス』『日経マイクロデバイス』『日経Kids+』そして『PCJapan』…最近耳にした雑誌休刊ニュー ス。日経BPが目白押しなのは、この不景気で法人の広告出稿と年間購読顧客がコスト激減だからだろう。そんな中、紙媒体の広告一切なしの“音楽ブック”が 創刊された。 

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 こんなご時世でも、広告一切なしのカタログ・ブックを09年12月7日発売した彼ら、根性がちがう。ディスクユニオンマニアのわたしは、北風の中、お茶の水へ急いだ。

【hmm…なアドバイス564.ディスクには文化もアートも詰まっている。】
<創刊主旨>
1.雑誌の休刊が相次ぐ中、ストック性や気軽に読み返せる紙媒体の良さを再認識してもらうこと
2.ネットを利用しないで通販をしたい顧客層のニーズへの対応
3.有料にすることで内容を購入するに値するレベルの出版物を目標にすること
4.ネット社会へのアンチテーゼへの一方、時代適応し掲載商品は同時にネット掲載で通販可能
5.メーカー等の広告出稿を一切なくし、純粋かつ独自に推薦したい商品のみの掲載
 引用元

Img_0397 ヘヴィメタ館で購入。

 A5サイズ、128P、300円。あえて紙媒体というストレートさ。通販雑誌という収益性も加味したこと。300円に十分見合うコンテンツ。広告をしない硬骨さ。いいじゃないですか。

【1q69】
 さて巻頭特集は『40 Years ago 1969』。 

Img_0398

 “Abby Road” “Let it Bleed” “Blind Faith”など69年の傑作アルバムを特集するだけでなく、巻頭エッセイで五十嵐正氏が総括するように、69年は社会の大きな転換点だった。音楽はアート、映画、文学、政治、戦争などの変化のまん中にあって、大きな波を創った。その視点から音楽を語るという硬派ぶりだ。日本の69年も取り上げるバランスもある。

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画像はボヤッとしてますが、右端にはドリフターズも。

 わたしの中では、現在に続くポピュラー音楽のほとんどの要素は1960年代、それも後半の年代に、さらに1年だけ挙げろと言われれば“69年”に詰っている。60年代のカウンターカルチャーがその年、オルタモントで劇的に収束した。そして70年以降から現在に至るまで、あらゆる文化は60年代のエネルギーの残滓だとさえ言える。

 70年代は60年代のイミテーション、80年代って「何があったっけ?」 90年代はモザイク模様、2000年代は60年代のリフレインにすぎない。

【溢れる音楽文化が好きだ】
 おっと熱くならずに(笑)本誌の内容をぎゅっと。“ディスクユニオン限定盤情報” “推薦アナログ盤情報” さらに“ディスクユニオン特製アクセサリー”など、商売も忘れない。 

14引用元

 さらに雑誌の内容は、ネットと連動している。わたしは印刷業界向け雑誌『プリバリ[イン]』の連載で、ディスクユニオンを取材したことがある。あのとき、ほんの少し嗅いだ同社の社風は、“好きな音楽を各自アピールせよ”。肩書きとやることが合わなくてもいい。伝えたいことを伝えろよ。そんな文化が溢れていた。 

Kamijacket

【hmm…なアドバイス】
 このブックの中身をひとことで言えば、ディスクの話が満載なのだ。おっとなぜ“ディスク”かって? それはCDだけじゃなくてレコードの紹介もあるからだが、まあわたしの想いを聞いてくれ。

 「CDやDVDには音楽や動画しか入っていないが、ディスクには、文化もアートも詰まっている」

 今日、言いたかったのはこの一行。以上です。

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» 今は昔 [映画日誌���70年代]
昔の映画を見ると思いだすのはその当時にあった出来事など。 [続きを読む]

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