« LED住宅、普及期へ。 | トップページ | リアル9 »

2009年12月 5日 (土)

日本にジャブラーニはやってくるだろうか?

 日本時間の本日未明、2010年のワールドカップ・アフリカ大会の一次リーグ戦の組み合わせ決定に合わせて、公式の試合球が発表された。カラーがとても美しく縫い目が見えないボール。

Jabulani

 開発元はAdidas。名前は“Jabulani”。“エアロ・グルーブ(空中軌道)”を実現する長い継ぎ目が特徴。Jabulani/ジャブラーニとは、“come to bring happiness to everybody” 「みんなに幸せをもたらす」。語感といい意味といい良いので、Zulu語(南アフリカの主要言語)辞典で調べると、確かにそんな感じだ。今日はジャブラーニをテーマに。

12
 発音記号からは“アウラーニ”ですけど・・・

【hmm…なアドバイス562.日本にジャブラーニはやってくるだろうか?】
 While the Teamgeist ball was great for strikers, many goal keepers complained that the ball's aerodynamics created a lack of rotation in the air, making its path at times erratic, like a knuckleball. Jabulani attempts to stabilize the flight pattern of the ball through what Adidas is calling ‘aero grooves’, essentially long indentations along the panels. 引用元 

Jubulaniexplode

Teamgeist ball (前回大会の公式球)は蹴るとボールが“無回転”で飛び、ナックルボールのような揺ら揺らするので、ストライカーに有利、ゴールキーパー泣かせと言われた。ジャブラーニではボールの軌道を安定させるため、エアロ・グルーブスとAdidasが名付けた溝と長い継ぎ目のパネルを採用した

 前回大会のボールでは14枚の外部パネル(12枚という報道もある)を、ジャブラーニでは8枚に減らした。それもパネルは2種類の形状(三角形と三脚型)の組み合わせとなる。

【サイエンスのあるボール】
 『popular science』にその詳しい記事と動画が紹介されている。その動画からピックアップした画像では、外皮のパネルが印刷・カット、そして成形されていくのが次の2枚。

19 22

次いで内側のボールに被せてゆく工程となり、最後はエアを入れるまで。動画もぜひ見てください。

25 26

 

【五角形のサッカーボールは昔のもの】
 1972年のメキシコ大会でのボールではいわゆる五角形のボールデザインで、32枚のパネルを縫い合わせていた。サッカーボールというとパキスタンでの手づくり、それもアンフェアなトレードでという印象が強いけれど、それと比べると、最先端のサッカーボールとはこんな作り方をするのだ感嘆した。

Japan127901reuters_view ベッカムとジャブラーニ

 CrunchGearの記事では、「開発ではKakaやBallackら一流選手のアドバイス、さらにACミランやバイエルン・ミュンヘン、そしてオーランドー・パイレーツに使用感を聞いた(おい、なんでミランとバイエルンに並ぶんだ?)」とあって、ちょっと楽しい。ちなみにOrlando Piratesは南アフリカのチーム。

 ボールは11色あり、それは南アフリカの公用語が11言語(!)あることにちなんでいるそうだ。11言語もあるのでは、まとまらないはずですね。

【hmm…なアドバイス】
 ジャブラーニは11色あってもパネルは8枚。それは岡田武史監督の言う目標“W杯、四位以内”という目標と重なる(8枚=8チームに入ることが必須だから)。

 ああ・・・でも日本にジャブラーニは来そうもない。日本のE組は“real group of death”です(洒落じゃない)。カメルーン、オランダ、デンマークと同じ組。FIFAの公式サイトでもはなっから日本は“アウトサイダー”扱い。「デンマークはヤバい」みたいな論調だ。日本は勝てる気がしない。一方韓国(B組)もオーストラリア(D組)も、突破できそうな組み合わせ。日本の分も頑張ってくれ。あ、まだこれからか。 

18

 ジャブラーニという語感が良いので、zulu語を幾つか調べた。サッカーはibhola(発音はイブホーラかなあ)、Bafana Bafana(バファナ バファナ)はThe Boys, The Boysという意味で、南アフリカのサッカーチームをいう。そのzulu語辞典に「Japan」と入力したが、“ノー・エントリー”だった。両国どちらにとっても、どちらも遠い国なのだ。そこでもうちょっと“ジャブラーニ”を調べてみた。

続きはこちら→ ことばの彣「ジャブラーニ」へ。

話題は別ですが、utteのブログも更新中→ メロディ・バルーン

|

« LED住宅、普及期へ。 | トップページ | リアル9 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本にジャブラーニはやってくるだろうか?:

« LED住宅、普及期へ。 | トップページ | リアル9 »