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2009年12月17日 (木)

動物クレヨンからチョンマゲ羊羹まで――“そうなのか!”があるデザイナー南政宏

今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”へのリードとこぼれ話です。

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動物クレヨンからチョンマゲ羊羹まで――“そうなのか!”があるデザイナー南政宏
チョンマゲと羊羹を組み合わせる奇抜な発想で、Tokyo Midtown Award 2009のグランプリを受賞した南政宏氏。“暮らしデザイナー”として注目される彼の発想の原点を探ってみた。

わかる人にはわかる。わからない人にはわからない。そのデザインには、さりげなさと深さがハイブリッドしている。一見して“ふ〜ん”でも、しばらくしてリフレインすると「そうなんだ」と気づくことがある。プロダクトデザイナー南政宏さんの作品にはそんな味わいがある。

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彼の作品の中では“ちょんまげ羊羹”はわりとダイレクトでストレートな表現だと思う。記事中で紹介した“アニマルクレヨン”や“ハイブリッドベア”、以前 ご紹介した“蛇口(Source)”は2回転半くらいのひねりがある。でもちょんまげと羊羹の結合、やっぱりどこから出てきたのだろうか?考えてゆくと もっとひねりがあるようで、深みにはまってゆきそ。

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ちょんまげ羊羹の東京ミッドタウンアワードでのグランプリ受賞のコメントが書かれたボード、現地に行ってじっくり見て、ちゃんと写真にも撮ったのですが、ああ!ピンぼけ。許してちょんまげ。

【avante】
 インタビューには書かなかったオモシロ話もありますが、彼とは近い将来にもう一度お話をうかがって、別途まとめさせていただきたいので、余話はあまり書 かないようにしないと。と言いつつ、ふたつだけとりあげましょう。彼はデザインだけでなく自分の手で作る人なので、そのルーツを訪ねた。案の定、子供のこ ろからモノ作り好きだった。

 「何を作ってたんですか?」
 「avanteです」

Avante

 それ何?と野暮な質問をすると、それはタミヤ模型の四駆。なんと!4つも同じものを買ったそうだ。塗装などの失敗で満足ができず、4回同じモデルを買っ た。歴史を調べるとavanteは、随分と細かなモデルチェンジをしている。それもサスペンション周りの金属パーツの“微細な厚みの増加”など、とっても細部な修正。良心的である。メーカーも作り手も、細部にこだわり抜いたていねいな時代だった。

【サステイナブル建築】
 もうひとつは『サステイナブル建築』。この本の著者の林昭男さん、建築士かつサステイナブルな建築の推進者。この中に“こだわりの建築”が紹介されているが、もっとも注目したのは、著者ご自身のお宅の40年に及ぶ改装記録。 

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 結婚、育児、独立、仕事環境、子供の独立などライフステージごとに住まい方が大きく変化する。そのたびに改築や新築を行ってきたが、従前の住まいの柱や 棚、床、家具などを活かして“循環利用”してきた。その詳細な記録がおもしろく、まさにサステイナブルな生き方を示している。

 実は南さんはこの本の装丁を手がけている。林氏は南さんの恩師なのである。建築家なのにスクラップ&ビルドではない生き方、彼にきっと大きな影響を与えたに違いない。それが真の教育だ。

【教員として】
 今南さんは大学生を教える教員でもある。“最近の学生は“タメ口をきく” “聴けば答えが得られると思っている”と嘆く。許してあげてちょんまげ〜と言 いかけたが、わたしも先日似た体験をした。

 「コンサルタントってどんな仕事ですか?何が成功するコンサルティングですか?」、そんなメールをミクシィ経由でもらった。 都の西北のW大の女子学生からだ。わたしはていねいにメールを返した。800字くらいは書いたさ。だがだ、ありがとうのひと言さえない。ああなんて無礼な時代なのだ。時代精神は、ちょんまげの時代にもどるべきだ。今日は以上です。

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