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2010年9月 8日 (水)

ブログとTwitterの心の武装について。

昨日はFlipboardのことを書いた。実はそれにからんで、もうひとつ触れたい記事があった。

ブログによる大衆の心理的操縦について』。Michael ArringtonさんのTechCrungchの記事。これは読みでがあった。

【Arringtonさんの記事】

第 一は、ジャーナリズムの舞台裏の真相だ。いわば「ソーセージが作られる現場」の暴露である。マスコミの報道ががいかに主観的で恣意的な混乱に満ちたものか を詳しく解説したい。二番目の候補は、ブログのメディアとしての優位性に関するものだ。ブログは常に読者からのフィードバックに晒されているために、大衆 を心理的に操縦する訓練の場として絶好なのだ。引用元

 

第一番目の話はパスして二番目だ。Arringtonさんの主張はこんな感じ。

・ブロガーは誰も読んでくれない苦難の道を歩き出す。
・がんばって書き続ければ読者が付きだす。
・そして“匿名の凶暴な悪口”にさらされる。

同感だ。ぼくも最初のうちはおっかなびっくり書いた。どんなテーマを書くか、どう書くか考えた。そのうちこんな匿名のコメントが入った。

このブログは所属する会社のコンサルタントとしてのもの?それとも個人?

投稿者は何が目的で訊いてきたのか?会社の公式「的」なブログならそれなりの攻撃、非公式なら“会社はそれを認めているのか”とか、“脅し”たかっ たのだろう。なんて答えたかはっきり覚えていないけれど、イヤな思いをした。訊くなら堂々と本名を挙げて訊いてほしいと思った。Arringtonさんも 「治安の維持がブロガーの仕事になる」とかく。

・読者のフィードバックによって書き方を学ぶ。
・記事によってどんな反応がフィードバックされるかわかってくる。
・ブロガーは批判への耐性を高めるヨロイを身に付ける。

これも同感。ぼくの場合はだいたいこう書こうと決めた。

おもしろい話題を発掘して、ユーザー視点で紹介。
自分なりの切り口で“アドバイス”をつけ加える。

ユーザーという視点を入れることで“治安維持”を図った面もある。自分ことも書くけれど、頑張って書いてガンガン批判されるのは間尺に合わないとも思ったしね。



Arringtonさんも「マスコミ記者は直接批判にさらされないヨロイ(公的メディアという看板)を着ているが、ブロガーは裸だ」というようなことを書く。そのとおり。けっこうブロガーはたいへんなのだ。

【Twitterは入りやすい】
較べて、Twitterは格段に書きやすい。

Twitterが“お手軽”なのは、ブログほど心のヨロイを付ける必要がないからだ。主張よりもつぶやき、意見よりも思うこと。持続力より反応力。フローメディアだから、ブログに参戦するほど心構えも気がまえも要らない。書いてもすぐに流れてゆくから、ある意味安全だ。

日本のTwitterのつぶやき数が世界トップであるのでそれは明らか。意見を言いあうのが当たり前のアメリカ社会、言い合う(書き合う)ならブログ。一方言わない風土の日本では、ブログよりもTwitterに勢いがある。日本人の嗜好にマッチしているのだ。

もちろんTwetterでも言い合いはある。アート関連では不毛な論争がよく起きている。でもTwitterで論争しても論点がズレまくるだけだ し、「肩が当たったぜ」「狭いんだから当たり前だろ!」という電車の中での醜い言い合いと一緒。読むのもあほくさいので無視するけど、ぜひタイムラインを 降りてやってくれ。

しかし一方で、当たりさわりのない「おはよう♪」だけつぶやきあうのもどうかと思う。深まらないし、時候のあいさつだけで相手はわからん。せっかくなら深く知るべきだし、ひと目惚れもすべき。販促もさせてもらいたいしね。



ブログもTwitterも自分の心の操縦がたいせつ。ヨロイをどこまで下げるか。どんな反応をするか。どんなフォロワーをつくるか。社会人になるトレーニングという側面もある。

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