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2010年10月20日 (水)

ネジ式の棺桶とイスラム教徒の墓

前の週末、川沿いをジョギングしていた。さぼりがちなので風景が新鮮だ…と思ったら、ノボリが立っている。そこは畑だったはずだが…おっと“墓地”いや“墓所”になった。新規分譲中のノボリなのだ。これからの成長産業と言われる死亡ビジネス。身近にも押し寄せてきた。

【ネジ式の棺桶】
ちょっと前の記事だが、この棺桶の発明はすごい。

発明家のDonald Scruggs氏は、従来型の棺は長さが2メートルもあり、貴重な地上の面積を浪費することを懸念していた。そこで同氏は、あるデザインを考案した。地面に垂直にねじこむ形で埋葬する、大きなネジ型の棺だ。引用元

なんて合理的なのか!横たえる埋葬ではタテヨコ相応の広さが必要だが、これなら3倍は効率がよさそう。ねじ込んで沈むか疑問だが、4年越しで特許が認可、これから試作だ。特許公報も見たが、発明者のScruggsさん自身は、これに入るのを良しとするのだろうか?(笑)



ふと気づいたのは、日本では土葬ではなく火葬、焼骨での埋葬。骨壺なのでネジ式は必要ない…と思いきや、そんなことはないかもしれないのだ。

【イスラム教徒の墓】

日本に住むイスラム教徒の間で墓地不足が深刻だ。土葬のため、地域住民から理解を得られず、行政の許可がなかなか下りない。土葬に嫌悪感を抱く人が増えたのと、2001年の9・11テロの影響でイスラム教徒への偏見が強まったためという。引用元



国内に住むイスラム教徒の約11万人(日本人教徒1万人を含む)もいずれ死ぬ。日本式の墓には永眠できない。この写真の墓地建設予定地(栃木県足利市板倉町)では「イスラム教嫌い」「土葬がいや」などの理由で反対がある。わかるような気もするけれど、日本では土葬は法律で禁止されていない(条令で禁止地域はある)。

国際化とは、就業や教育、健康保険や年金だけの問題ではなく、墓地の問題でもある。国際化すれば死ぬ外国人が増える。イスラム教に限らず、キリスト教でも土葬中心。宗教観から葬儀を差別することはできない。これは意外な盲点だった。

墓地が側なのはマイナスもあるが、深刻に考えずに、いつか“外人墓地”として名所になるかもしれない。たとえばイスラム人デザイナーを起用して、“モスクの里”みたいにしたらどうか。こういう遺灰活用サービスもあるくらいだから。



遺灰をビニールレコードにプレスしてくれるサービスAnd Vinyly社提供)。プレス前のレコード盤に遺灰をふりかけて圧力をかける。ビートルズでもストーンズでもお好みの音楽と一緒に死ねる。30枚2,000ポンドから。マジかよと思うけど、こういうのもいい。でもこのレコードが、会葬御礼だったら要らないよ(笑)。

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