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2010年12月18日 (土)

Googleという情報民主主義

もう12月も中旬だから「今年の人」という話題がある。もっとも有名なのがTime誌の『Person of the Year 2010』



結果的にはザッカーバーグ氏/Facebookが選ばれた。ぼくはアサンジ氏に一票だな。Apple の選ぶ『iPad App of the Year』はFlipboardだった。これはもっともだ。Flipboardの出現で印刷雑誌は終わったのだから。だが2010年のGoogleも凄かったと思う。暮れにかけてアップした3つのサービス。

 

【今どこいる?】

Google Latitudeは、登録した知人や自分が今どこにいるかをGoogle Mapsの地図上に表示して共有できるサービス。近くにいる知人を見つけて、電話をかけたり、メールを送ることも可能だ。引用元



Google Latitudeは以前からアンドロイドやブラックベリーで提供中で、12月13日からiPhone4/3GSでアプリ提供開始。電子メールアドレスを登録し合えば「いまどこ?」がわかる。オフラインモードも選べるので、プライバシーウンヌンはないはずだ。iPhoneユーザーの利用開始で、いよいよ「みんなどこいる?」が普及する。

プライベートだけでなく事業活動でも使い途がある。オリエンテーリングのようなグループ行動・引率でトランシーバー的な使い方もできるし、地域ツアーなど連絡用にもいい。もちろん営業マンやサービスマン管理もできる(ごめんだが)。

【人体解剖自由自在】

The Body Browser is a 3D model of the human anatomy that includes various layers, such as the circulatory and nervous systems and the skeleton and muscles. 引用元 (The Body Browserは人体解剖図の3Dモデル。血管、神経、骨格や筋肉など何層にも渡るリアルな構造)

これはものすごくリアルだ。驚いた。人体解剖が自由自在なのだ。ぐるぐる回す、肉を剥がす、骨や肉を選ぶ(ひとつひとつ名前がわかる)、神経や血管だけにする、など丸裸だ。ブラウザはCrome betaのインストールが必要。

医療教育用だけでなく、学校で子供を驚かせることもできる。人体への興味が湧くだろう。理科室の人体模型は気味悪かったが、The Body Browserなら神秘もデジタルだしね。スポーツアスリート自身の体調管理や筋力増強、トレーニングの理解も深まるだろう。

【ことばの知の検索】

米Googleは米国時間2010年12月16日、書籍本文検索サービス「Google Books」の視覚的分析ツール「Google Books Ngram Viewer」を発表した。膨大な書物のデータから使用語句の量的分析を行いグラフ表示する 引用元

Googleがスキャンした書籍、1800年から2000年までの520万冊から、5000億語を収録しデータベース化した。試しに“consultant, management, marketing”と入れたのが上。赤のマネジメントに比べてコンサルタントは低い。マネジメントは19世紀の本でも出現していたが、コンサルもマーケティングも20世紀の本から出現しだしたのだ。そりゃそうだ。次のJapan, Britain, China, Germanyは、実に興味深い軌跡だ。戦争のたびに「ドイツ」が増えている。

【情報の民主主義】
改めてGoogleがやろうとしているのは何か。事業コンセプトを引用しよう

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々が
アクセスできて使えるようにすることです。

Googleがやろうとしているのは、ビジネスや好奇心のプラットフォームを提供すること。ツールの世界利用、世界ビジネス化を支援することだ。情報の民主化である。

ところが情報民主化でもGoogleには莫大な富が集中するのに、やはり情報民主主義のウィキペディアは資金難(広告を入れないせいだ)、ウィキリークスは各国政府から糾弾されるのは興味深い。「民主主義は情報分野でもビジネスありきで成立する」ということだろうか。ある意味で残念だが事実だ。

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ビジネススパイス=株式会社アルトビジョン運営のメールマガジン、ホリエモン氏をはじめ、磯崎 哲也氏、遠藤 功氏、オルスタット佐藤氏、佐藤 義典氏、城 繁幸氏、高城 幸司氏、橘・フクシマ・咲江氏、松村 太郎氏の著名執筆陣に私も参戦。

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