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2010年12月13日 (月)

ノートの使いかたから見えてきたこと。

手帳の季節である。「超整理手帳のiPadアプリは◯か×か」という議論のあるようだし、システム手帳は落ち込んでいるし、googleカレンダーなど「スケジューラはネットで」という人も増えて、どうやらデジタルが優勢。

でも手書きの良さはある。手書きでなければできないことがある。今日はノートの使いかたからそれを考えてみたい。

【αノートは学習へのプラスα】

「α(アルファ)ノート」。福岡市博多区の市立板付中学校は、そう名付けた特注のノートを生徒に配っている。家庭学習を習慣づけることが目的で、毎日の家庭学習の実施率は9割に達するという。引用元



同中学校の先生が考案した“αノート”は、「翌日の時間割と宿題」「今日の振り返り」「今日の学習」を1日1ページでまとめるノート。書き方は生徒まかせで、どんな書き方をしてもいいそうだ。このノートには2つポイントがある。

ひとつは学習欄。使いだしたときは「弱い学科や分野を暗記する」「練習問題を解く」など作業中心の使い方が多い。それが次第に「要点をまとめる」「解き方のポイントを書く」「切ったり貼ったり、着色したり工夫をする」というように、自分なりの使いかたを追求するようになる

もうひとつは振り返り欄。この欄は「今日あったことって何だっけ?」を思いださせ、それが「今日、何をすべきか」という思考を促す。

なあるほど、日記は敷居が高いし、学習ノートは「宿題オンリー」になりがち。だがαノートには作業しつつ自分で考えさせる効用がある。

【大学ノートという悩ましきもの】
思えば小学生の頃は“マス目ノート”を使っていた。それが中学になるとなぜか“大学ノート”を使うようになる。

大学ノートの起源は、「東京帝国大学の近所の文具屋が輸入紙を使ってノートを売り出した」と言われるが、そもそも“英語を書く”ノートだった。英語は26個×2パターンしかないし、文字構造が単純だ。だから罫線の間隔は狭くて済む。

 引用元

ところが日本語は漢字あり、ひらがなあり、20画もあるような複雑な文字も多い。しかも縦書きで和紙に筆という筆記具文化。だから中心線もマス目もない「大学ノートをどう使うか」は、明治の昔から悩ましいテーマだったのではないか。

【考えるためのノートづかい】
そして近刊の本、奥野宣之氏の『人生は1冊のノートにまとめなさい—体験を自分化する「100円ノート」ライフログ』もまたノートづかいの悩みを解く一冊。

ラ イフログによって作られる世界でただ一つの「自分本」は、人生の航海日誌となります。そこには、学びや感情の変化だけでなく、隠された自分のテーマも秘め られています。そして、過去がノートとして見えることで、前進している自分を肯定し、厚く太く自信が育っていくのです。(内容抜粋)

本書ではただ行動を記録し、ノートを自分の分身にする。自分の世界を読み返せる記録を付ける。そうすることで自信を持てると説く。

こうして見ると、ノートとは「悩みながら自分に向かう行為」なのである。勉強したり、反省したり、メモを書いたり、考察したりetc.、日本人は自分に向かうことが好きなのだ。ノートへの手書きという行為には、日本人という特性が見えてくる。

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ビジネススパイス=株式会社アルトビジョン運営のメールマガジン、ホリエモン氏をはじめ、磯崎 哲也氏、遠藤 功氏、オルスタット佐藤氏、佐藤 義典氏、城 繁幸氏、高城 幸司氏、橘・フクシマ・咲江氏、松村 太郎氏の著名執筆陣に混じって、ヨソウガイな私も連載を開始します。

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