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2010年12月24日 (金)

苦悩せよ松井秀喜選手、そして自分。

今日はクリスマスなので、あるグッズについてブログを書こうと思っていた。だけど何となく気が乗らなくて、どうしようと思って何気なくテレビを観ると、松井秀喜選手がいた。



ヤンキースからエンゼルスへ移籍した今年、好不調の波が激しく契約更新されず、オークランド・アスレチックスへ移籍。「苦悩のシーズンだった」とインタビューで語っていた。

【2010年の松井選手】
松井選手の今年、前半は苦悩だっ た。打率は4月274、5月184、7月228。7月31日の対レンジャース戦、彼は5番指名打者で先発。左前打、空振り三振、二ゴロ、見逃し三振。2打 席目での三振はまだしも、最終打席では手が出せなかった。 これにはコーチもチームメイトも空を仰いだ。なぜなら彼の一本が出ず、エンゼルスは自力優勝が消滅したからだ。


出典

この時点で打率は2割5分1厘。4億円もらう打者の打率ではない。この時「ほんとうにしんどかった」とインタビューで語っていた。それでもめげなかった彼、何が支えになったのか?松井選手の答えはシンプルだった。

折れなかったこと

転機は8月14日のブルージェイズ戦。今季まったく苦手にしている左投手なので、スタメン落ちかと思われたが、なぜか先発起用だった。記者からそれを「なぜ?」と訊かれた監督は「考え込んでいるときは、あえて苦手をぶつけると、シンプルに考えて良い結果が出るときがある

監督の読みどおり。その左投手から初球ホームラン。これできっかけをつかんで8月304、9月347と尻上がりに良くなった。最終成績打率.274、21本塁打、84打点は悪くない数字だが、前半戦のイメージがよくなかった。

【苦悩のスケール】
松井選手は日本時代から好不調の波がある選手だから、回復を焦り余計に悩んでしまう。日本では悩んでも外されないが、メジャーは層が厚いので、悩むと外される。それがまた苦悩を呼ぶという悪循環だった。

しかし彼の実直な苦悩を観ていると、悩む姿もプロ選手のうちだと思った。打てないときのイチロー選手もそう。その苦悩が球場に伝わるのが凄い。スケールがちがう。それに苦悩のシーズン、本意ではない移籍とはいえ年俸は400万ドルだから、庶民の苦悩とは桁がちがう。

ぼくは今年どのくらい苦悩しただろうか?振り返ってみた。

【苦悩したか自分?】
ライターの仕事は新しいきっかけ(メルマガ)も頂いたので、そこそこ。でも内容面では自分らしさと読者欲求のハザマで、距離を図りかねたときもあった。曲解されたこともあった。でも最後には“自分らしさ”を貫こうと腹をくくった。自分らしさが見えたし、これから書くテーマが決まった。苦悩の甲斐はあった。

コンサルの仕事では、まず関わったプロジェクトで波長が合わなかった。企画提案では噛み合なかったものが続いた。噛み合うはずなのにタイミングが悪かったりもした。講演は上首尾でも仕事に結びつくのは少ない。まだ苦悩のトンネル中だ。

クリエイター支援・作品販売の仕事は、希望>失意>希望…と行ったりきたり。支援システムも変えたし、秋から冬にかけてイベントにも参加した。新年から期待の展示もあるし、ギャラリーネットワークを広げた。でも支援が支援らしくなるのは、ようやくこれから。悩んだ末にやるべきことはしっかり見えてきた

苦悩が誰かを感動させるほどだったか?全然足りない。苦悩が足りないぞ自分。小骨は何本折れても、太い骨さえ折れなければ生き残れる。苦悩したら、苦手なことに挑戦しよう。するとシンプルになれる。そう素面で言い聞かせるクリスマスイブもまたよし。

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