パズル・カレンダー
You simply keep shifting the tiles each month to keep pace with the changing days! You can even jot down notes on the side using a whiteboard marker. 引用元(毎月タイルをちょろっと動かせばいいのです。ホワイトボードマーカーを使ってタイルや脇のスペースにメモも可能)
タイルをずらしたり、不要な「31」取ったりして、当月のカレンダーを作る。実にシンプルなデザインであり、当然ですが“永久カレンダー”である。何が惹かれるのか?
何といっても「パズルする楽しさ」。ぼくは15ゲームは得意だった。カチャカチャやってぴしっと揃ったときの快感。でも15ゲームの倍の数だからむつかしい。何日経ってもカレンダーができないとか(笑)。
ふたつ目は「組み立ての楽しさ」。数字を並べるアナログ作業には、子供の頃自作したカレンダーの原風景がある。「あ、ここ三連休だ!」「ここも!」なんて1年の暦への理解度が深まり、夢が膨らむのもいい。
みっつ目に「表現欲が満たされる」。水性ペンでこちょこちょ書けるし、旅行など長い予定は矢印を引ける。お誕生日など特別な日を好きな色に塗ってもいい。雀牌の“ウラドラ”のように、ひっくり返すと色付きだったら親切だ。何度も使えるからecoゴコロも満足させてくれる。
デザイナーは Yan Yunyongさん。旧暦にも対応できますか。おっとひとつ注釈、このカレンダーをつくるためにカレンダーはいる(うふふ)。
【カレンダーって複雑なのさ】
世の中にカレンダーはたくさんある。壁カレンダー、卓上カレンダー、日めくりカレンダー、デスクダイアリー、本の栞、スマフォやパソコン、数えきれない。なぜこれほどたくさんのカレンダーが必要なの?
それはたぶん「切り替えたい」から。
色々なカレンダー、それぞれの役目がある。「アポ予定」「行事」「記念日」「備忘録」「ゴミを出す日」「ちらっと日付を見る」…用途ごとにカレン ダーが存在するでしょう。それらをひとつにしたい欲望もあれば、分割しておきたい実際上の理由もある。誰かと共有する必要性もあれば、自分だけの秘密もあ る。カレンダーのニーズ、実はパズルのように複雑なのである。
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