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2011年1月 1日 (土)

イエタグはメモリーをインデックスする。

ダイアリーの初日、新年なので付箋紙を付けておこう。

と言いながら、今年はまだノートのダイアリーを買っていないので、何に付けようかなと考えなきゃならないけど、この付箋紙がいいなと思ったので。



イエタグ、という名前の付箋紙。

Not only are these IE-TAG sticky notes, designed by Naruse-Inokuma Architects, made of paper recycled from wood construction waste. But they’re also shaped like tiny little houses so you can turn your desk into a miniature neighborhood. 引用元(Naruse-Inokuma Architectsのデザインしたイエタグは、木造家屋のリサイクルで作られた付箋紙であるばかりか、家のカタチをしていて、デスクの上に置くとご近所様の家のミニチュアのようだ)



成瀬・猪熊建築設計事務所が昨年のデザイナーズウィークで出展したもので、製品化されるらしい。カタチといい色合いといい、やさしさに満ちあふれている。どんな人たちなんだろうと思ったら、良い雰囲気のHPに導かれた。思慮深くて、繊細で、根本から考える姿勢が伝わってきて。とくに“about us”のことばがいい。

私たちは、付箋をデザインするのに、紙を作るところから考えます。
家をデザインするのに、壁が全くない状態から考えます。
集合住宅のデザインをするのに、建物の用途そのものから考えます。

お二人の実績からそのことば通りの作品を見つけた。『ROOM101』というLDKのリノベーション。収納を空間に浮かせることで、収納量を増やし同時に動線を新設する。箱と箱、空隙と空隙を重ねあってつくる空間と、それらの直線がつくる風景が斬新である。まさにLDKという存在そのものを考え直すリノベーション。画像はHPよりお借りしました(無断ですみません)。



【LUNARRの付箋紙】
この付箋紙から、以前に見かけた“裏のある付箋紙”を思い出した。新ソフトウエアの販売を記念したときのノベルティというのだが、折り曲げて裏を見せるデザインが秀逸(実際はカットしている)。



サイボウズの創業者の方が米国で起業した会社で、LUNARRという「裏返せるオンラインドキュメント」という革新インタフェースを創り、その“裏返し”ぶりを付箋紙で表したという。付箋紙ってウラは使わないけれど、でもホントウはそこに意味(糊)があるんだよ、存在理由があるんだよ。というメッセージ。

翻ってイエタグ。

家から付箋紙ができるんだよ、というのは“付箋する”という行動がメモリーに紐づいているから。それは人の生産という営みにも、自然という恵みにもつながっている。という思いからだととぼくは思った。

蛇足。無印良品に『インデックス付箋紙』あるよ、という人もいるでしょう。



でもイエタグは、ページのインデックスだけでなく、メモリーをインデックスしている。

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