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2011年1月21日 (金)

TOHOシネマズ、値下げは歓迎ですが…

映画の値下げの記事が銀幕、いや網膜に映った。

先 日発表され、映画ファンはもとより映画業界全体に衝撃を与えているTOHOシネマズの「一般1800円を1500円に値下げする」というリリース。ぴあの 取材で、この料金改定には追加の発表があることが判明した。それは、インターネットチケット割引と会員割引を組み合わせることで、さらなる映画料金値下げ を導入予定ということ。引用元

公式サイトでの予約とTOHOシネマズの会員割引で300円、つまり1,200円で行ける。映画の日の1,000円にたった200円足すだけとは、毎日映画の日気分?

【中小映画館の振り落とし】
そもそも1,800円などというoutrageousな値段、高過ぎる。あらゆるモノがデフレしているなかで高値止まり、理美容店のような価格カルテルがあるとゲスっていた。だから歓迎ではあるのだけど、最大手から安値を仕掛けるのは、中小映画館の“振り落とし”でしかない。



来月で単館ミニシアターの草分け「シネセゾン渋谷」が閉館。219席のこじんまり館、明治通り沿いの「ヒューマントラストシネマ渋谷」への統合が閉館理由だが、 TOHOのこの料金引き下げで、施設規模や設備で劣る(単館)映画館はますます苦境になる。ミニシアターは息の根を止められるかも知れない



映画製作連盟の統計を一瞥してわかることは「シネコンの増加」「入場者数増加」「邦画シェアアップ」そして「料金は横ばい」。お客は増えたが、入る映画が偏った。

それに、郊外のSM併設の大規模化は都市の駅前文化圏を壊し、邦画や邦楽への傾斜は文化鎖国を助長する。もっと小さな映画で世界の良い作品を観たいのに。だがiTunesほかでネットレンタルが本格化し新作に広がれば、映画は顧客の奪い合い時代を迎える。

【映画は必ずしも楽しくない】
ユーザー体験としても、映画館は「賭けの要素」がある。「映画館でイチバン許せない観客の行為は?」アンケートにはうなずいてしまった。

1位 おしゃべり  173票 (17.3%)
2位 ケータイの電源を切らない  140票 (14%)
3位 赤ちゃん・子どもの泣き声  126票 (12.6%)
4位 椅子を蹴ってくる  115票 (11.5%)
5位 前席の人の頭が邪魔  105票 (10.5%)

以下「イチャつくカップル 49票」「口臭・体臭・おなら 40票」「咳・くしゃみが激しい  37票」「臭いがキツイ飲食 36票」「ひじかけを独占する 33票」

ぼくは「頭がデカイ」ヤツの後ろに座るのだけは避けたい。咳もいやだ。前と隣にイヤなヤツがいないこと、お作法が良い人を祈るしかない。これは「運・不運」ですよね。

【勝手にアドバイス】
そこで「単館映画館を助ける」勝手なアドバイスを3つ挙げよう。

1)早朝映画館の実施
6時〜6時半から始まる朝方映画館。十時就業スタートの会社も増えたし、モーニングサービスを付けて、仕事前に元気の出る映画を観る。赤ちゃんもいないし、寝てるヤツもいない。一日映画のヒーロー気分で仕事も上々でしょ。

2)全方位映像の開発
3Dのような1方向への立体化ではなく、視野角がもっと広い立体映像を開発する。そうすれば客席の傾斜をキツくしたり、ゆるくしたり自在になる。ちょこっと半立ちの腰掛けチェアや、寝転んでの映画鑑賞とか。

3)映画館で騒ごう!
全国72ヶ所の映画館でAKB48のコンサートが生中継される(明日22日)。ぼくは観んけどきっと大騒ぎだい。ならばパソコンを持ち寄って、大スクリーンでモンスターハンティングを観客全員もできる。映画館で思いっきり騒ぐのもいい。

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