« Noteshelfで思う「指で思考する方法」 | トップページ | ぼくの2枚のBigShot »

2011年2月 2日 (水)

パブリックアートの楽しさ=驚きと謎解き。

このFiat500のアートオブジェは気に入った。むんずと掴む手がリアル。クルマが今時のヤツじゃなくて、ずいぶん昔のモデルというのも気に入った。

【クルマを掴む】



アーティストLorenzo Quinnさん(アンソニー・クィン氏のご子息)の作ったオブジェは、先月アブダビからロンドンに移設。タイトルは『Vroom Vroom(ブルンブルン)』。手はアルミ製。



子供がミニカーを掴むように、むんずと掴めそうなクルマではある。違法駐車していて、摘み上げるぞ!って比喩かもしれない。小さいクルマを作れ、という環境メッセージかもしれない。色々と謎解きをしたくなる。

【ゴミで作ったホテル】
マドリードにはゴミのホテルがオープンした。

"The world is a hotel and so as a parable, I show the world as a hotel, and this world we only have rented and we have to realize that we in this time fill up the whole world with garbage," Shult said outside the hotel. 引用元 (例えですが世界はひとつのホテルだとしましょう。すると世界はゴミで満ちているのが現実なんです)



12トンのゴミのホテル『Corona Beach Garbage Hotel』は、ドイツ人の彫刻家 H.A. Shult氏らが制作。なんと!部屋の中までゴミだらけだ。泊まれるのホントに?料金をゴミで払えますか?(笑)



【The Shard】
もうひとつ挙げよう。これはアートではなくて建築現場だが、どう観てもアートに見える。



The Shard』という建造物で、ロンドン橋の横チョで建築中。

【驚きと謎解きがなくちゃ】
あなたの街にパブリックアートはありますか?ぼくの住む街にはよくわからないのがある。鉄の棒を組み合わせて、鳥居のようなケージのような意味不明ブツ。疑問が疑問のままになり、街に溶け込まないパブリックアートの何たる多さよ!

パブリックアートはハッとする驚きが最初にほしい。驚きがだんだん消化され、街のアイコンとして溶け込むプロセスが楽しい。ミステリーもいい。なぜ恵比寿様?なぜ鈴?人びとが謎解きや都市伝説を楽しめるから。

ことばのデザイナーの仕事の紹介はこちら(cotoba)
マーケティングコンサルタントの仕事の紹介はこちら(マーケティング・ブレイン
ビジスパメールマガジン “マーケティングレシピ”
うふふマーケティング最新刊 誠ブログ最新刊

|

« Noteshelfで思う「指で思考する方法」 | トップページ | ぼくの2枚のBigShot »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パブリックアートの楽しさ=驚きと謎解き。:

« Noteshelfで思う「指で思考する方法」 | トップページ | ぼくの2枚のBigShot »