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2011年2月11日 (金)

暗闇撮影でもカラー動画でくっきり

暗闇撮影でもカラー動画でくっきり

その昔、1966年頃、「ローソク一本の光でも写る」というキャッチフレーズで売り出したカメラがあった。『ヤシカ エレクトロ35/YASHICA ELECTRO35』。それほど明るい大口径レンズを搭載していた(開放F値1.7の大口径レンズ「ヤシノンDX」)。



そのイノベーションと堅牢さがウケて、1975年まで累計300万台に到達するヒットとなった。確か“ローソク”は白黒だったと思うけれど自信はない。ぼくだって幼少だから、当時のまんまのメモリーはないので、たぶん70年前後にそのコピーを聞いたのだ。ヤシカはCONTAXとなり、CONTAXは東ドイツの資産を受け継ぎ2005年まで続いた。

【産総研の新技術】
今回発表した産総研の新技術開発は、“暗闇撮影でもカラー動画でくっきり”である。動画なのだ。

独 立行政法人 産総研のナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】ナノシステム計測グループ【研究グループ長 時崎 高志】永宗 靖 主任研究員は、新たな原理による暗視カラー撮像技術を開発した。この技術は、独自に開発した高感度赤外線撮像技術と高速画像処理技術を用いることによっ て、暗闇でも被写体のカラー動画像をリアルタイムで撮像することができる技術である。引用元

左が従来技術、右が新技術。なんとまあ凄い。リリースによると、物体に赤外線を当てその反射赤外線を強度別に解析し画像処理で再現する。まだ「救急箱ほどのサイズ」というが、当面は監視カメラ等に応用して、ゆくゆくは用途開拓(暗闇での動物撮影、自然風景の移り変わり等)をする。

【Dark Flash Photography】
先行している大学の研究もある。2009年に発表した『Dark Flash Photography』もやはり赤外線を使うようだ。下図の右から2つ目がその技術。Fは手ぶれ防止のマルチフラッシュ、Aは1/100で露出補正、Lは長時間解放撮影。

違いは一目瞭然ですね。研究機関はニューヨーク大学。

【いずれ3Dの暗闇画像もできる?】
人類は暗闇に潜む「何か」を数千年、いや数万年に渡って畏れてきた。それがライト要らずで解き明かされる

応用はカメラに限らない。ヘルメットやゴーグルに付けたり、懐中電灯にも付けられるかもしれない。いや今日のような雪景色で、暗闇に向かってカメラを向けると、降ちる雪のひとつひとつの結晶に赤外線が当たって跳ね返り、フラッシュ要らずで“3D効果のある暗闇静止画像/動画像”が撮れないとも限らなない。凄い発明だ。

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