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2011年2月 6日 (日)

Vgo 革新的テレプレゼンス・ロボット

リンドン君は学校にやってきた。



そして言った。「ハロー、クラス!」



みんなが返事してくれる。笑顔を返してくれる。



Lyndon Baty君自身は学校に行かず、自宅からこの『Vgo』という“テレプレゼンス(遠隔参加)ロボット”をノートPCで操作する。

この中でも彼は“ No social interactionぼくは誰とも混じり合えない)”と言っているが、こういうことなのだ。

He suffers from polycystic kidney disease and had a kidney transplant at age 7. He attended school until last year, but when he started showing signs of transplant rejection, he was forced to stay home because of his suppressed immune system. He wears a surgical mask and must avoid almost all social interactions just to stay healthy. 引用元

彼 は多嚢胞性腎臓病を患い、7歳で腎移植を受けた。その後彼は昨年まで学校に通っていたが、移植拒否反応の兆候があらわれ、免疫システムが機能しなくなり家 から外に出ることができなくなった。彼が健康でいるためには、外科用マスクを着用し、社会的な活動を控えなければならない。

このシステムを、開発メーカーのVgo Communications, Incでは“videoconferencing(ビデオ会議)”ではなく“telepresence(遠隔参加)”であると言う。それはビデオ会議では写すところは決まっているし、大抵座っているので自由度は少ない。Vgoは独立した移動ができるし、くるりとすればカメラは360度捉える。「その場に参加をすることができる」からだ。

確かに凄く自由だ。話かけることも聞くことも、黒板に書いた文字をスナップショットもできる(写す手間が省けるな_笑)。PCのカメラ経由で、「ハアイ!」とあいさつを交わすこともできる。美人のママも喜んでいる。



用途は患者との遠隔治療だけでない。遠く離れた倉庫や作業場の遠隔監視もできるし、小売業の店頭でも活用できるという。WiFiネットワーク、ローカルネットワークでも作動する。

この秋から発売開始、ハイエンドモデルは35,000ドル(300万円)、スタートは5,000ドル(45万円)から。5,000ドルなら米国の医療費としては安いソリューションだ。

【ぼくらはすでに似たことをしている】
ロボットにやらせることを「荷物運び」「危険箇所点検」など“苦役”に規定してしまったり、「監視」という言葉を使うと、用途開拓が限られてしまう。もっと生活に近い言葉「参加」「勉強」「笑顔」を使えば、Vgoのような人間に近いところでの製品開発ができる。

なにしろぼくらは似たようなことを既にやっている。ほら、Facebookで「がんばれよ」というのと同じでしょ?

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