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2011年3月29日 (火)

しょうが飴の強烈さから商売の可能性を想った。

インフルエンザではなく風邪だったcherryさんが、顔より大きなマスクをして戻ってきた。彼女はゲホゲホ、ぼくはぐちゅぐちゅ。喉 vs.鼻の不調、比べるものではないけれど、早く完治したい。

「喉にはこれが効くの」


 
そう言って取り出したのは強烈な品。『しょうが飴』である。これは強烈だ。

【しょうが飴の強烈さ】

しょうがの旨みと辛さをびっくりするほど練り込んだ逸品。のど飴としても最適です。引用元



確かに偽りなし。これだけガツンと生姜が入っているとは。生姜風味の飴というより、生姜そのものを飴にしたような。結構固いので噛み砕くことも許さず、嘗めていると、舌も身体もポカポカしてきた。生姜好きには最高だ。旨い。辛さは二段階、カレールウのように<中辛>と<辛味絶佳>あり。価格はcherryさんによれば400円(小袋)くらい。都内では東急ハンズ他で販売している。


製造・販売元は株式会社うどんや風一夜薬本舗というケッタイな名前。実は飴屋ではない。『うどんや風一夜薬』という医薬品<風邪薬>を作る製薬企業。なぜうどん?なぜ風邪薬?

風邪の初期には身体を温めて早く寝るに限る。それはアツアツのうどんを食べて、風邪薬を飲むのがいい。そこで生姜の味の風邪薬を作り売り出した。明治2年のことだった。

【みんな昔に根っこがある】
生姜の産地と言えば「高知・熊本・千葉」が御三家(国内生産の6割を占める)。しかし歴史的には、鳥取県気高町瑞穂地区が栽培の発祥で、400年以上前、朱印船貿易でもたらされて以来と言われる。この生姜ブームで生姜生産地を拡げ、ブランド化して、県外で売る方針。

鳥取だけでなく、他県でも「生姜シフト」が目立つは、もちろん永谷園が牽引して創った十億円市場があるからだ。永谷園は凄い。だが元々の薬効「身体を温める」というのは、永谷園が作ったわけではなく「薬効に気づいて」「現代的なパッケージ」に包み直して「売り方を考案した」のである。



今日は生姜飴を頂く前、ぼくが買った福島の『そば茶』を頂いていた。そばの香ばしいお茶。健康になりそう。蕎麦にもルチンという血を綺麗にする効能があるし、コレステロールを下げるとも言われる。そういうことに「気づいて、パッケージを変えて、売り方を作る」ことで、福島の蕎麦茶にも新しい需要が潜んでいるのではないか。今週のビジネスメディア誠のコラムではそんなテーマを書いてみた。

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