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2011年3月27日 (日)

奥深いチョココロネ

このパン不足が恨めしい。特に菓子パン、特にコロネだ。なぜか。何気なくGigazineをチラと見ていた。そこに巨大コロネがあったからだ。

巻き貝のカタチをした練りチョコ入りのパン。パン屋によっては練りチョコを奥までキチンと詰めきれてなくて、後半はただのプレーンパンになってるケースも。アレほど残念というか、虚しくなる瞬間はない。引用元

確かに!170%同意してしまった。写真家相澤心也氏は『CORONATION』写真展(09年7月から各地で開催したようだ)向けに、1.5m×1.1mのコロネ模型を作った。実にリアルだ。またがっても大丈夫だし。

どうしてあれほどまでに形が斬新なのに味は驚くほど平凡なのか?
どうしてあれほどまでに始めと終わりのチョコの割合が不平等なのか?
どうしてたべものなのにウンコの形をしているのか?
どうしてあれほどまでにエロいのに誰も何も言わないのか? 引用元

味は平凡ではあるがぼくは好きだ。チョコ割合の不均等は是正する食べ方がある。確かにうんこである。エロいといえばエロいかも。エロを知らない子供は純真である。



コロネの奥深さは何と言っても「食べ方のバラエティ」にある。『チョココロネアカデミー』の主宰者の観察研究によれば、2007年3月現在で18(!)の食べ方があるという。要約すれば次の4点だ。

1)頭から食べる。
2)尻尾から食べる。
3)尻尾ないし頭をちぎる。
4)割る/切るその他。

ぼくは尻尾を千切って、大きい方のチョコをこそげ取って食べて、それからおもむろに大きな方から食べていく。いや、尻尾を千切り、頭部に沈降させる食べ方もやる。エロいだろうか?いや自由だと言ってほしい。吾輩はコロネ国ではリベラル派なのだ。コロネ18手を全部解説するほどヒマじゃないので、御用の向きはアカデミーのサイトへ。

尻尾まで餡子のタイ焼きのごとく、端までチョコのコロネが欲しい。ええい、無ければ作ろう。



バターロールと同じ生地を作り一次発酵させる。薄力粉とココアバターを篩いカスタードクリームを作りチョコを溶かして混ぜる。生地を平らにして棒状に延ばす。コルネ型に巻き付けていき、再び発酵。溶き卵を塗ってオーブンで焼き上げて、冷めてから絞り袋でキュッと入れる。こちらのサイトだ。cherryさんがインフル全快したら作ってもらおう(笑)。

さほどコロネは奥深いが、人はパンのみに生きるにあらず。地方ではガソリンは生きる上で必要だ。昨夜、福島県棚倉町で給油行列中の男性が車内で死ん だ。氷点下5度だった。ガス節約で練炭を炊いて一酸化中毒死。パンの売り切れくらいガマンだが、ガソリンは被災地へ。首都圏なら乗用車の運転はほとんどい らないだろう。

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