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2011年3月11日 (金)

東北・太平洋沿岸地震体験日記@TOKYO KANDA

今回の地震、凄すぎました。

その地震の時、ぼくとcherryさんはアートマルシェ神田(東京都千代田区)で、アート作品の撮影を小部屋でしていました。ところがぼくは、今日も花粉症が激烈で、頭はぼぉっ、鼻水はぐちゅっ、集中力ゼロの状態で、フラフラもだもだしてました。

「ええい、使えない人どっか行って!」

とcherryさんに言われて、しょぼんとギャラリーの周りをウロウロしてから、倉庫に入ったのです。そのとき!

ずど~ん!ずか~ん!ぼぁあ~ん!!

凄かったじゃないですか。ぼくのいた倉庫、あ倉庫というくらいですから、棚があって物があって絵もあって、頭上には包装セットや紙の見本帳もあって(何しろ印刷会社のギャラリーなので)、それらがどんどんバンバン落ちてくるじゃないですか。

そやつらを押さえるも留めるもムリ。こりゃヤバイ!と思って倉庫を出ると、そこはギャラリーなのですが、絵も展示物も揺れに揺れて、南さんの透明に なる陶器をなぜか押さえて(無事でした)、まだ揺れが止まらないので、入口を出ると、小部屋にいたcherryさんも廊下に出て、階段の際、手すりのヨコ に駐輪している自分の自転車(折りたたみ)を押さえていました。

「自転車が階段から落ちちゃったら困るから」
「そうだな」

ちなみにぼくらがいるのは6Fです。築40年のビル、老朽というなかれ。印刷会社のビルなのでしっかりしています(機器が重いので、基礎も躯体も丈夫に作られているそうです)。だからビルがどうこうするとは思わなかったけれど…。

ぼくも自分のロード自転車を押さえて、いやつかまって、ようやくおさまった。

と思いきや、すぐに余震、余震、余震。

おさまったかと思ってギャラリーをこわごわのぞくと、あらかた大丈夫のようでした。ただ今展示会(わたしの「創」のきっかけ展)開催中で、絵は曲がり、テーブル上の販売用のポストカード類は散乱、絵も落下していました。軽いものはつぃーっと滑るように落ちたようです。

損害はふたつ。陶芸作家の藤原ひろ子さんからお預かりの花瓶が、破損。とても残念です。ごめんなさい。もうひとつ、donaさんからお預かりの「きっかけの品」、落下により、ぱらぱらと破損してしまいました。こっちもごめんなさい。

当然エレベータは止まっています(B1F)。6Fから1Fまで歩いて降りて、外に出ました。多くの人が出ていました。恐くてビルに戻れない、今日はもう帰る、と言ってそそくさと立ち去る人も。

見上げると空が微妙なグレイでした。なんとも言えないどんよりさで、「何かやってくる」という色をしていました。

思えばそれは地震の予兆、だったのかも知れません。

それからも余震は続き、自宅の娘にひとつメールを入れると、しばらく後に「ガラスや陶器が割れた」と返ってきたので、まあ生きていると。

オフィスに戻り、机の上から落ちそうになっていたPCを元に戻し、ツィッターとフェイスブックをチェック。こういう緊急時はツィッターですね。情報が続々と入ってくる。しかも各地の生情報でしょう。これは凄い威力だと思いました(ただ、デマも多いようで、ひとつRTしたら「間違い情報です」というRTももらった)。

しかしまあ、東北地方、ひどいことになっている!これはひどすぎる!卒倒しそうでした。

窓を開けると(秋葉原駅がちらと見える)駅にむかう長蛇の列が。JRは止まっているし、これは動かん、ということで、買い出しに出かけました。パンを買って事務所に戻ると、いったん地震への恐怖でおさまっていた花粉症がぶりかえし、余震の最中に寝ました(笑)。

20分くらい寝たでしょうか。八戸や仙台や岩手やいろんな津波情報がどんどん伝えられて、また卒倒しました。しかも揺れは止まらない。ドキドキです。

何とか帰ろうという人ありの中、やってくる人たちもあり。元アートマルシェ神田のシェアオフィスの住人だった松田さんとお二人の女性同僚。

「こちらに避難させてくれますか?」
「どうぞどうぞ」
「ぼくらがいるビル、ヒビが入って危ないので」

神保町から歩いていらっしゃった。今も向こうで談笑されています。ギャラリーも避難場所になるわけです。幸い、個室(ご入居者募集中)もありますので。

・・・・ここまで書いてから、しばし(2時間くらい)経ちました。

それは当ビル7Fに行っていたから。そこは元社員食堂、TVのある憩いの場ですが、TVから流れるのは悲惨な中継を見ていました。あの状況では復旧までに数ヶ月かかるでしょう。しかもまだこんなに不安の中。お亡くなりになられた方、ご冥福をお祈りします。

今夜は無事だったアート達と共にギャラリーでお休みします。壁面アートをマクラに平たい床で(笑)、きついな。

そういえば『Night at the Museum』という映画がありました。ワシントンDCのスミソニアン博物館のファンタジー。

アートだって魂がこもっていますから、動き出さないことはない。ほら、maruさんの猫、動きだそうとしている。思えばこやつ、地震の前に逃げ出していたかも。アートで力を出そう!

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