« ギャラリーと美食の深い関係 | トップページ | レンズタンブラーとカメラバッグ »

2011年4月16日 (土)

2つのイマジネーション溢れる住宅設計

空間設計とはイマジネーションである。建築学科の学生は、卒業後たいていは構造分野に進み、意匠設計者(いわゆる建築家である)になれないのは、イマジネーションの貧富の差なのではないかと思う。

そんなことを思わせた2つの独創的な空間設計デザインを取りあげたい。まずはバルセロナのARQUITECTURA-Gが設計した“超空間活用建築”。



2部屋の広さはたったの366 square feet = 34.0025126 m2 である。くつろぎスペース兼収納室兼仕事スペース兼ベッドルームが、ひとつの部屋だのだ。分かるだろうか。


棚やクロゼットなど収納をたっぷり設けた1F(というのか)スペースから、階段でトントンと上がると、そこはロフトの仕事スペース。机を置いて寝る。起きて仕事をする。また寝る。この繰り返しが非常に効率的にできるし、飽きたら階段を上り下りして運動も。



座椅子でモノ書きをして、眠くなるとリクライニングして、ガバっと起きてまた書き出すという浅田次郎氏に捧げたいスペースだ。キッチンも至極スペース効率が良さそう。日本の1DKもこういう設計なら住みたい。



【滑り台のある家】

もうひとつは日本のレベルアーキテクツ/level architects中目黒の住宅「滑り台のある家」である。



「ごはんよ!」「はああああい!」と返事の後、「わあああああ…!」と子供達が歓声で滑ってリビングにやってくる。


この三階建てのお家には、ぐるりと階段と滑り台がある。普通の家の設計だと壁際はリビングや個室を配するところ、この家では階段と滑り台が主役。坂を登るのも楽しいな。



前例のない工事、たいへんだったでしょうが、造り上げていく楽しさも企画住宅にはない。

 

こんな建築設計は暮らしをFUNのある3D動線で考えないとできない。 人やモノがこれこれ移動して、これこれ保管して、では発想できっこない。仕事バカの動線ってどうなの?子供達が歓声を上げる動線ってどうなの?あるいは ヌーディスト住宅ってどんなの?とか(笑)既成概念とっぱらうというと古くさい言い方だけど、アイデアとはやっぱりそれとの闘いだ。

ことばのデザイナーの仕事の紹介はこちら(cotoba)
マーケティングコンサルタントの仕事の紹介はこちら(マーケティング・ブレイン
ビジスパメールマガジン “マーケティングレシピ”
ビジスパ 第9号を配信中。
うふふマーケティング最新刊 誠ブログ最新刊

|

« ギャラリーと美食の深い関係 | トップページ | レンズタンブラーとカメラバッグ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/158074/39636691

この記事へのトラックバック一覧です: 2つのイマジネーション溢れる住宅設計:

« ギャラリーと美食の深い関係 | トップページ | レンズタンブラーとカメラバッグ »