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2011年4月 9日 (土)

あゝ無情のものたち

数日前、「沿岸各署に並ぶ拾得物扱いの金庫…返還は難航」という震災関連記事があった。家屋から流れ出された金庫が拾得物として集まった。



金庫は家屋よりも命よりも丈夫だった
。これは無常と言わざるを得ない。しかも持ち主は行方不明、探し手は自分の金庫と出会えない、出会えても我の所有物と証明ができないとは、「あゝ無情」である。

持ち主と出会えない金庫がある一方、『ダンヒル生体認証財布/Dunhill Biometric Wallet』には、執着という名の無常感が漂う。

このカーボンファイバー製の財布には、持ち主の指紋でしか開けられない機構が備わっている。強固なカーボンは、スリや盗人が「しめしめ」と思って開 けようとしても、破壊することが困難。しかも財布と持ち主が5m以上離れると、接続した携帯へピィーっとアラームを鳴らせるそうだ。財布を置いてトイレも 行けないのか。ここまでして守るべきものがあるのか。825ドル(約7万円)の値段も無常だ。

この大人の前掛けにも無常を感じた。

それだけ派手にこぼしたらズボンにこぼれるって(笑)。でもネクタイ、ずいぶんやっちゃったな。

そして『夫チョップボード/The Husband Chopping Board』こそ無情だ。


 
長ネギをざくざく、かぼちゃをまっ2つ、マグロのたたき、夫の名を叫びながらやってくれ(笑)。まさに情け容赦のない無情。16ドルで販売中。

最後に無情と友情をひとつずつ。

放 射線に関する県の相談窓口に寄せられたもので、ある運送業者から「他県のガソリンスタンドに『福島県民お断り』との貼り紙があった」という相談があった。 ほかにも、福島県民であることを理由に、「レストランで入店を断られた」「ホテルに宿泊できなかった」「車に落書きされた」などの被害があったという。引用元

無情があれば温かい友情もある。

農場トマトらんどいわきでは3月23日からネット販売を再開すると、全国から注文が相次いでいる。売上も震災前の7割まで回復。だが大手スーパーや飲食チェーンからは、まだ発注がない。震災という危機は人の本性をあばく。無情な者にはなりたくない。

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