プリバリ印(プリバリイン)2011年5月号は印刷と震災の大特集
JAGAT/日本印刷技術協会発行の月刊誌『プリバリ印(プリバリイン)』2011年5月号は10日遅れで発売された。
目次を見よう。「つながろう印刷、つながろう東日本」を始め、印刷業と震災特集オンパレード。「被災地に遠慮せず、どんどん経済を回して欲しい」は、宮城県印刷工業組合理事長の今野敦之さんのコメントである。まさにその通りだ。イベント自粛の中、7月8日、9日の印刷業界のイベント「SOPTECとうほく2011」、そして8月6日から8日の「仙台七夕まつり」はやるそうだ。
「伝えようプリンターズ・スピリット」は印刷会社を対象とした緊急アンケート。どんな被害があり、どう対処をしたか、など。
久住昌之さんの『印刷応援歌』は漫画でご自身の被災の状況や日本のアリサマを描いている。面白い。
大澤かほるさんの「電光掲示板と生活デザイン」
では、節電で暗くした地下鉄のコンコースの写真が取り上げられている。あれ見えにくいですよね。電光表示なので仕方ないと思っていたけれど、大澤さんによ
ればデザインによっては、普通の照明だけで見える。ロンドンの事例なども挙げている。どうやら施設はどこも電光表示に頼りすぎているのだ。
印刷と震災の総力特集。いつになく充実している。ぜひ立ち読みないしご購入を。
(書店は【新宿】紀伊国屋書店本店、ジュンク堂新宿三越アルコット6階店、ブックファースト新宿店、【表参道】青山ブックセンター本店、【銀座】丸善丸の
内本店 , 八重洲ブックセンター本店, 文教堂書店 (カレッタ汐留 B1階
)、【池袋】ジュンク堂書店 池袋本店、【六本木】青山ブックセンター六本木店)
【ザンネンだったこと】
だが目次をじっと観ると、今回ぼくの連載記事『「かみの工作所」の仕事が出来上がるまで』だけが<非震災>のコンテンツなのだ。ぼくとしては面白く書けたと思っているから、それはいいいのだけど…ナカマハズレである。
地震があったのは3月11日。5月号の〆切は10日だ。〆切を伸ばして誌面構成を変えたのだろうけど、なぜぼく以外の連載者がみんな震災テーマで、ぼくだけ蚊帳の外だったのか?いつになく〆切数日前に入稿はしたせいかなあ。
ビジネスメディア誠や誠ブログ、そして自分のブログに何本も震災がらみで記事を投稿する身としてはザンネンでした。
まあいい。次号は震災がらみのことを書いたし。また『ART AID』(被災地支援のアート展示・販売)で、執筆だけじゃない支援をしている。秋にもう一度ART AIDをしたいし、東北在住またはゆかりのクリエイターにギャラリーを解放する企画もあるし。ということで。
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