« 緑の国ニッポン? | トップページ | セックスと健康とセックスレス »

2011年5月 4日 (水)

日産NV200は“NYの顔”になるのだろうか?

日産のミニバンNV200がニューヨークの“イエローキャブ”になるそうだ。

"It's going to be the safest and most convenient cab the city has ever had," Mayor Michael Bloomberg said. Nissan beat out entries from Turkish automaker Karsan and Ford Motor Co., which proposed using its Transit Connect van. 引用元 (ニューヨークのキャブの歴史上、最も安全で快適なタクシーとNYのブルームバーグ市長。日産はトルコのKarsan社とフォードの2社を退けてバンタイプのタクシーを独占契約した)



この3車からの選出となったが、ちなみにKarsanはトルコの中堅自動車メーカー。野心的なデザインだったが「供給面の不安」から2車に絞られていた。フォードのゴツいクルマより日産が選ばれたのは、様々な機能上のメリットらしい。



・ドアオープンを報せる外部警告ライト

・スライディングドアで、ひらりと来る自転車にも対処
・1ガロンあたり25マイル(3.8ℓ=40km=約10.5km/ℓ)の低燃費
・電気自動車対応(2017年以降)
・GPSナビ、USBや携帯充電
・デカいバゲージ(たぶん車いすにも対応できる)

日産NV200バネットのベース車両は「はたらくグローバルカー」と呼ばれる国際仕様である。世界でたくさん売ろうがコンセプト



1220mmの荷室幅は欧州のパレット幅、3mの長尺の物も収納など広さを上手に活かす。商用車と乗用車タイプでサスペンション仕様を変えるなど、徹底した市場別/用途別の売り込みができる戦略車、という位置づけ。

さらに面白いのが特注車両デザインプロダイバーで写真家のAlex Mustardさんとコラボでデザインしたマリン仕様



いろんなマリングッズを収納し、シャワーやソーラー発電機能まで備える。働くクルマとして申し分ない出来のようだ。

【タクシーあれこれ】
タクシーの思い出を幾つか。忘れられないのは岡山のPTクルーザーである。運転手に「これ、クライスラーですよね」と話かけると「お客さん、よくご存知ですね」と言われた。2002年頃だったと思う。全国的にも珍しいらしく、ブログのエントリーが幾つもある。運行は平和タクシー。



もうひとつはバンコクの昔の国際空港から市内へのタクシーだ。たいていベンツなのだが「これベンツ?」と疑いたくなるほど乗り心地は平凡、車内はまるでカローラで。ベンツもタクシーだと手を抜くのかと思った。

何気ない逸話をひとつ。いつだったかキース・リチャーズがイエローキャブに乗った。運転手がバックミラーを見て「あんたキース・リチャーズだね?」と訊いた。キースは「そうだよ」と答えた。すると運ちゃん曰く「今日はツイてるぜ。タクシー代はオレの奢りだ」キースは言った。「長くロックしてるけど、こんなことは初めてだ」

映画でお馴染みのNYのイエローキャブが、日産のバンで“絵になる”のだろうか。機能や性能はともかく、そこが心配である。

ことばのデザイナーの仕事の紹介はこちら(cotoba)
マーケティングコンサルタントの仕事の紹介はこちら(マーケティング・ブレイン
ビジスパメールマガジン “マーケティングレシピ”
ビジスパ 第10号を配信中。
うふふマーケティング最新刊 誠ブログ最新刊

|

« 緑の国ニッポン? | トップページ | セックスと健康とセックスレス »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日産NV200は“NYの顔”になるのだろうか?:

« 緑の国ニッポン? | トップページ | セックスと健康とセックスレス »