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2011年7月12日 (火)

化粧するにもほどがある(365日分の厚化粧はともかくとして)

このお化粧をなんていうか。

アーティスティックで個性的な映像作品を製作しているオランダ出身の2人組アーティストLernert & Sanderが、 1年分のメイクを1人の女性に施した映像作品「Natural Beauty」を発表した。約9時間を費やし、スーパーモデルHannelore knuts(ハナロア・クロッツ)の顔に下地からアイメイクまでの一通りの工程を365回繰り替えし塗り重ねていく衝撃のムービーとなっている。引用元 

動画は3分なので見て化粧のすごさ、ありがたさ、残酷さ、危険さを感じよう。

9時間かけて365層に塗り重ねたとき、「リキッドファンデーション7本、リキッドチーク2本、リップグロス3本、クリームアイシャドー2本、総量228.40mlを使い切り、重さにすると226gにも及んだ」そうだ。9時間中、飲み食いはこんな感じで。ごくろうさま。



Hannelore knutsさんはVOGUEにも登場するスーパー美しいモデル。下地のお顔はこんな感じで非常に整備されています(VOGUEのサイトより)。その下地の良さを化粧は活かすのか殺すのか、このビデオでわからなくなった



【化粧するにもほどがある】

化粧は確かに美人をつくりオトコを楽しませる。しばしば別人をつくる。そして素顔よりもグロテスクな顔をつくる。化粧が上手い女子もいるけど、浮いたり似合ってなかったりすると、正直見たくない。瞼がシャドーで重たいヤンキーよ、こっち向かないで。

レディー・ガガは「夢の中で逢い引きするから、寝るときも化粧する」と言っていた。こんな目ぱっちりをしているのかしら。

とりわけ日本の女子は化粧好き。絶えず化粧をしていないとダメという人も多い(電車の中に限らず)。先頃ソウルで開催された「世界皮膚科学会議」では、日本人女性のスキンケア手順の複雑さが世界的に見て特殊だと指摘された。

朝の洗顔、化粧水、美容液、乳液、日焼け止め、化粧下地。夜はクレンジング、洗顔料、化粧水、美容液、クリームなどなど——。それほど“気合い”を入れていなくても、容易に10品を超えていないだろうか引用元

この化粧への気合いがスキンケア活動を「理想をとことん追いつめる」ものにしていて、肌への負担を重くして“敏感肌”をつくっているそうだ。敏感肌を抑える化粧水とか塗っていたりね。

さらに別の記事でも「スポーツをする前に化粧する不思議なニッポン人」とある。これから汗をかくのになぜナデシコは化粧するの?海外から奇異な目で見られているのだ。

【基礎がしっかりしていればこそ】
建築にたとえれば基礎工事はファンデーション(そもそも基礎って意味だな)、建築工事はチークやグロスやシャドーである。「土木は自然と共生しなくちゃならない。建築は柱一本くらいなくたって大丈夫」とゼネコン出身の先輩に教わった。

そう建築工事は手抜きでいいのだ。柱は多ければ多いほど構造が複雑になる。塗料は塗れば塗るほど剥げる。職人は最小の量で一発仕上げするものだ。ハツリもいらないしね。地震が起きたら化粧タイルも落下するしさ。むしろ基礎工事にお金と時間をかけませんか。

ああスッピン美人!

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