« それまでなかったもの=ホンダジェット/HondaJet | トップページ | 新しい眼を育てるプロジェクト »

2011年7月16日 (土)

AppStore帝国

ここ数日、AppStoreが注目されている。まずその盛況ぶりだ。



2011年7月8日、Appleは世界中のAppStoreでのアプリのダウンロードが、150億を突破したと発表。世界90カ国、2億台以上のiOSユーザーに42万5000のアプリを提供。これはユーザー一台平均75本(ぼくは133本)、1アプリ当り平均ダウンロード数は約3万5000となるそうだ。これは凄い数値だ。

さらにデベロッパーにも有料アプリで2,000億円を支払ってきたそうだ。ところが今度はその支払いが「寝耳に水」の値下げでもめている。


画像引用元

【Apple=流通のチャンピオン】

1本115円だったアプリが突然85円に――。米アップルがアプリ配信サイト「アップストア」の日本向け販売価格を改定したことが波紋を広げている。同社は為替変動に対応する形で14日に価格表を改定し、日本の場合、全体では約3割程度の値下げとなる。引用元 

 全世界で同時に実施された価格改定は、 為替の実勢レートに合わせたものとされている。売り手への事前通告なしに改訂したため、売り手が怒ったのである。事前通告無しに改訂するのは違法ではない し、もちろん事前通告無しに価格改定ができる条項があるのだ。ブーブー言うのはお門違い。Keynoteも1200円から850円になったので、買い手に は円高サマサマである。

 ここで明らかになったことは、Appleが流通のチャンピオンだということ。

価格支配力もさることながら、コンテンツにも口出しをしてくる。30%の手数料は暴利ではないが、開発キット代も支払わなきゃならない。ここ以外に販売プラットフォームを持たない開発側は、ますますAppleの術中にハマる。

【アプリ開発は普遍的】
そして今や“開発の素人”でもアプリが開発できるキットも出てきた。

The Los Altos, Calif., start-up has launched an iPad app publishing system that enables users to build fully customizable apps and even update the apps with new content in real time. 引用元 

 「カリフォルニア州ロスアルトのスタートアップ企業Genwiは、アプリをカスタマイズできるパブリッシングシステムを上市した。このシステムではアプリの改訂はリアルタイムでも行える」

まるで「ワードプレスをやるようにつくれる」とうたうが、さてどうか。いわゆるCMSのようなもので運用するようだ。近々トライしてみたい。

AppStoreの成功は「つくる、売る、買う、楽しむ、レビューする、改善される、新たな発想を生む」というサイクルがハマったからだ。アプリとiPhoneやiPadというハードがそのサイクルでしっかり回っているからだ。

ちょうどこんなニュースも。Appleは「Appstore for Android」という名称を使うアマゾンを訴えて差し止め請求をしていたが、米連邦裁判所は「Appstoreは普遍的な名称でAppleに独占権がない」と裁定した。

もはや普遍的なのだ。喜べApple。

ことばのデザイナーの仕事の紹介はこちら(cotoba)
マーケティングコンサルタントの仕事の紹介はこちら(マーケティング・ブレイン
うふふマーケティング最新刊 誠ブログ最新刊


|

« それまでなかったもの=ホンダジェット/HondaJet | トップページ | 新しい眼を育てるプロジェクト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/158074/40840175

この記事へのトラックバック一覧です: AppStore帝国:

« それまでなかったもの=ホンダジェット/HondaJet | トップページ | 新しい眼を育てるプロジェクト »