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2011年7月10日 (日)

アキバと秋葉原の音楽融合店『BEAT-ON』

今日は絵本作家のかとーゆーこさんとふたりで、明日からの個展 Home展の準備をしていた。その休憩中、ギャラリーアートマルシェ神田のあるビルから神田川を挟んで、向かい側(アキバ側)のビルの1Fを見ると、コスプレ撮影会が開催中。漫画やアニメの主人公スタイルの女子を、撮りまくるオトコたちイッパイ。

「すんごいですね」と驚嘆するかとーさん。
「毎週やってますよ。川の向こう側はアキバなんですよね」

メイドとフィギュアの街になる前、アキバが秋葉原だった頃 “オーディオの街”だったのを思い出した。皆さんご存知ないでしょう。そこで展示を終えた足で、2011年7月7日にオープンしたばかりのPCオーディオ専門店『BEAT-ON』に寄ってみた。

「BEAT-ON」は、“『音楽』と『PC』の融合”をコンセプトに、PCとオーディオのファンをターゲットにしたショップ。PCやデジタルガジェット、USB-DACやヘッドホンなど幅広い製品を、手に入れやすい価格帯で揃えているのが特徴だ。引用元、上の画像も

メイド街の真ん中にオープンしたPC音楽店は、『音楽』と『PC』の融合”というコンセプト。1Fはアウトレットのパソコン(オンキョーが多い)や激安ヘッドフォン、ちょろいスピーカーなどガジェット系。アキバによくあるショップと言える。



ところが2Fに上がるとまったく違う。専門的なPCオーディオ、音質重視のPC、選りすぐりのイヤホンやヘッドフォン、サウンドボードもある。レコードをデジタル録音するマシンもある。試聴ブースもあり、そこにもオンキョーのシステムが組まれている。



オンキョーと言えば元々はオーディオの会社で、生き残りを賭ける中でアナログからデジタル化をすすめ、PCメーカー(ソーテック)を買収もした。デジタル時代の“間引かれた音”を超える音づくりを目指す。BEAT-ONはオンキョーの音に惚れた運営会社株式会社イオシスの社長が開いたそうだ。だからオンキョーの製品が多いのだ。3枚の画像の引用元はこちら



2Fに陳列される機器をよく見ると、“受信機”(PCの音楽をオーディオに無線で飛ばす装置)やUSB-DAC(D/Aコンバーター=USBからアナログスピーカーへのつなぎ)である。それを見て、この店のセールスポイントは「非圧縮の高音質を実現するシステム販売」だとわかった。

パソコンにはCDレベルの高音質の音楽データを取り込んでも、聴く時は間引かれて平面的なデジタル音になる。iPhoneでもiPodでもそれは同じ。地下鉄で聴くならそれもいいけれど、一度良い音を聴いてごらんなさい。ガマンできなくなるものだ。

そ れを比較的お手軽な価格(4万円くらいから)で実現するワイヤレス・ヘッドフォンシステム、本格オーディオを販売するのがBEAT-ON。圧縮音質のお手 軽スピーカーはAppleストアを始め数多くあるけれど、PCを中心に据えた高音質PCシステム販売店はありそうでなかった。

このお店は1Fは“アキバ”、2Fは“秋葉原”という二世代ショップなのだ。アナログの秋葉原からデジタルのアキバへ。ショップコンセプトは“『音楽』と『PC』の融合”とうたうが、ぼくならこう表現したい。「アキバと秋葉原の音楽融合」。永く続いてほしい。

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