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2011年7月 3日 (日)

レクサスLS600hLー真のプレステージへ

どうあがいたって庶民にはとんと縁がないモナコ公国の話。モナカならともかくね。



モナコ公国の元首アルベール2世(Prince Albert II)公と、元五輪水泳選手シャーリーン・ウィットストック(Charlene Wittstock)さんの結婚。英国のロイヤルウエディングほど注目されなかったけれど、ぼくは彼女の美しさ、そして“クルマ”にも目を奪われた。上の画像引用元



オープンカーに見えるのはトヨタ レクサスLS600hL、ハイブリッドモデル。レクサスLS600にはオープンカーはないので、もちろん改造。

レクサスLS600hLランドレーは、モナコ公国に納入されるLS600h全7台のうちの1台。レクサスによると、ベルギーのコーチビルダー、キャラット・ドゥシャトレ社が2000時間以上をかけて、大公の結婚式にふさわしい数々のカスタマイズを施したという。引用元

屋根の後ろをザバっとカットして、そこをポリカーボネートにした。庶民へのアピールとセキュリティの両輪のためだが、当日は外した場面もあったらしい。厚さは8mm、重さはわずか26kg(フランス企業製)。この透明ルーフを脱着式に車両を改造したのがCarat Duchatelet社(ブリュッセル)。

"We have 40 years experience in making armoured and extended vehicles for Heads of State, Royal Families and VIPs around the world'," 中略 'However ... it is the first time we are publicly associated to such a prestigious project and memorable event.' 引用元

我が社は装甲車両やストレッチ車を、世界中の国家元首、国王やVIPに納車した40年の歴史があります。しかしこのようなプレステージのあるプロジェクト、記憶に残るイベントに関わるのは始めてです。

興味をそそられて製作ドキュメントの動画を観た。まずレクサスをぶった切るが、精密なモノコック仕様のシャシーの強靭さを損なうことは許されない。コンピュータを駆使しながら、慎重に切断作業を行う。



ぶった切った部分に着脱式のルーフをあてる。これはカーボンファイバー製。



透明ルーフの型にもなるのかもしれない。



3D-CADモデルでポリカーボネートを加工。



たぶん一枚数十万円(もっとか?)のルーフを丁寧に扱う。動画、静止画の引用元はこちら。



一台いくらか不明だが、この手のベンツの改造車が1.4億円というので、そんな相場なのかもしれない。10人のチームがフルタイムで2週間、レクサスのエンジニアも参加したという。



こういう改造は自動車文化が成熟しているからできる。日本にはこんなコーチビルダーはまだだろう。ただレクサスが選ばれたのは凄い。ハイブリッドという先進仕様と、ベンツやBMWに負けない性能だからだろう。レクサスは世界のプレステージ競争へ一歩抜きん出た感じがする。しかしカローラからレクサスまで作れる会社、オンリーワンだ。



結婚式会場にはカールおじさん(Karl Lagerfeld)もいた。プレステージの世界は奥が深い。画像引用元

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