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2011年9月15日 (木)

IKEAポエングとDO.プロジェクト

今日はビジネスメディア誠で連載するうふふマーケティングとレノボのPR記事へのリードと、本音の想いです。

郷好文の“うふふ”マーケティング:日本人製作のIKEAのベストセラーチェア『ポエング』、“清貧”デザインの秘密
IKEAで30年以上世界的なベストセラーとして君臨してきた『POANG/ポエング』。そのデザインをした中村昇氏のセミナーに出席した筆者は、日本製品に何が足りないか気付いたという。

今回はIKEAのベストセラーチェア、ポエングのデザイナー中村曻さんのセミナーを聴講して書いた。ずっと前から中村さんってどんな人だろう?と気になっていたので、そのお話が聴けるのは滅多にないチャンス。わくわくしてIKEA新三郷店まで出かけた。

お 話は面白かった。はにかみ屋さん、おしゃべりはあまり得意じゃない。そこがかえってよかった。あと記事のリードにはぼくが気づいたように書いてあるが、中 村さんが気づいたことだと思ってください。だいたいのことは記事に書いたけれど、触れられなかったこともある。たとえば;

 デザイナーは100年にひとりいれば十分だと思っています。
 世紀を変える独創性をもっているのは100年にひとりくらいです。
 その他はトレンドをつくるひとがデザイナー。
 日本の場合、流行をつくる人が多い。
 流行はやがて消えます。

彼のデザイン=ポエングは100年もつかわからないけれど、あと17年間経つと50年になる。半世紀もったら、中村さんは少なくとも「100年の1/2のデザイナー」だったといえる。



みんなが知る日本人の著名“デザイナー”たちが、海外展示会の話題づくりのデザインをしているのとは違う。人々に長く愛され、長く使われ続けるために、普 遍性を究めることは、かんたんにできない。それも北欧だけでなく、世界中の人に価値を認められた事実。中村曻さんはもっともっと評価されてしかるべき人だ と思う。

それが上手に伝えられないとすれば、ぼくの拙文ゆえだけど、昼間仕事場で「今回はIKEAのポエングって椅子のことがテーマなんだ けど」と言ったら、「IKEAは広くて疲れる」とか「アウトレットコーナーへ行く」と言われてヒドイと思った。おいおい、ぼくは何度も歩いて感じて、お客 さんも観察しているというのにねえ。

しかしまあ、実はこの記事、かなりもがいて書いた。インタビューじゃないので語りをつなぐことはできな かった。いつもに増して相当に調べた。最初はポエングにフォーカスして書いて「違う」と思って捨てた。次に中村さんにフォーカスすればいい思うと、ふっと 力が抜けて、書けだした。安楽なポエングに座るような気分で文は書け、これが教訓だったかも。

もうひとつ、ぼくが書いたPR記事も今日アップされた。

夜空に虹は、かかるのか!? 「DO.プロジェクト」始動――レノボ・ジャパン



三十代以上のビジネスパーソンには「ThinkPad=レノボという公式」はすりこまれているけれど、コンシューマには「?」の人も多い。そこで同社の知名度アップを狙うプロジェクト。PRの文はぼくなりにDO.したつもりです。さていかがでしょうか?

IKEAの記事はこれまで4本ほど書いてきた。IKEAや担当PR会社さんに知己もできた。今回のセミナーもご招待状を頂きました。またレノボの記事は吉岡編集長が推してくれた。ぼくなぞを起用して頂いてありがとうございました。

ぼくは単なる商品の紹介記事は書かない。自分の「IKEA観」で書く。レノボの記事でもみんなの「やる!」を書いた。絶対に文の末尾に「今後の展開に注目しよう」とは書かない。あれは書き手として最低だ。そう書い時は筆を折る時だ。

なあんて力を入れず、ポヨンとポエングに座ろうぜ。気持ちいいから。

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