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2011年9月24日 (土)

ソフトバンクのおとうさんは正道へ?それとも邪道へ?

おとうさんが家を出た。「正しい道を選ぶよ」と犬小屋に書き置きを残してどこかに去った。おとうさんの足跡をたどると、道はふたつに分かれていた。ひとつは正道、もうひとつは邪道らしい。さておとうさんはどっちへ?iPhone4ホワイトを首から下げているので、「iPhoneを探す」をONにさえしていれば見つかるはずだが…。



auからiPhone発売のニュースが伝わった時、「全ての人に分かれ道はやって来る。問題は、そこで正道を選ぶか邪道を選ぶかだ」という孫正義氏のツィートが話題になった。分かれ道とは何なのか。auが邪道でソフトバンクが正道なのか?そんな声が多いのですが…。

【何だかしっくりこない】
auからもiPhoneが発売されれば、携帯メーカーと通信キャリアの分離が一層進んで、消費者にとって選択肢が増える。これまで携帯メーカーは仕様(の 一部)を変えて、各キャリア向けに機器を細切れに供給してきた。それが商品台数が伸びず、コストが下がらず、海外にも売れない原因となってきた。

そのガラパゴス状態が終わるなら確かに分かれ道。正道は「キャリアはキャリアの道を、メーカーはメーカーの道を歩む」。邪道は「キャリアとメーカーが癒着し続ける」。日本市場もだんだんそうなってきてますけどね。

あるいは邪道=au、正道=ソフトバンクとしよう。正邪の区分は何か?通信品質でいえばauの方が優れるという話だ(調査結果はこちら)。 auがアンドロイドもかついでいることが邪だろうか?それは企業の勝手だ。実際、auからiPhoneが発売されても、すぐに大きなシェア変動はないと思 う。なぜなら通話品質が圧倒的に違うという話はないし(特に都市部)、比較情報があがってからでもキャリアの乗り換えは遅く無い。加えて両社で料金競争も 起きるのでサービスに大差はできない。

正邪をメーカーかキャリアとしても、auかソフトバンクにしても、何だかしっくりこない。ちょっと見方を変えてみよう。

【孫氏は二兎を追う戦略を嘆いた】
ジョブス=孫ラインが堅い絆だったことは知られている。だがスティーブ・ジョブスはリタイヤし、実権はティム・クックに移った。彼の時代になって最初のイベントがiPhoneであり、それはどうやらiPhone4S(安価版=普及モデル)とiPhone5(高価版=フラッグシップ)の2つが出るとされる。



この2つのモデルによる市場戦略推進が、療養がちだったジョブスではなく、クックによるものだとすれば、こんな仮説ができる。

正道=iPhoneというブランド、文化、コミュニティを守る
邪道=2つのiPhoneで量と質という二兎を追う

孫氏は安いiPhone発売(=分かれ道)によって、これまで築き上げたiPhoneブランドの崩壊(邪道)を嘆いているのではないだろうか?確かに「安かろう古かろうの8GBのiPhone」なんて欲しくない。販売面を考えれば正道だが、ブランドイメージから考えると邪道。これはありそうだと思う。

【下駄を履くまでわからない】
この仮説が正しければ、アンドロイドとiPhoneの二兎を追うauもやっぱり邪道だ。二兎を追うものは一兎も得ず。とはいえ何事も「下駄を履くまでわからない」。


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おっとOne more thing。SIMフリーにせずに、2社がそれぞれiPhoneを発売する状態はどうなのだろうか?そんな市場こそ邪道ですよ。

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