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2011年9月28日 (水)

裸がダメならせめて下着で走ってみたい。

ぼくが仕事に埋もれていた先週土曜日、アメリカのユタ州ではカラダの解放イベントがあった。

「ア ンディー・ラン (下着ランニング) 」の主催者ネイト・ポーターによれば、このイベントはユタ州の政治の保守的な性格に失望している人々を集めることを目指しているそうだ。裸は禁止され、参 加者たちはブラジャー、パンティー、ナイトガウン、水着、色とりどりのボクサーショーツなどを着用した。一部の人々はそこに同性愛者の結婚支持などの政治 的なメッセージを加えた。引用元=エキサイトニュース

正確には『UTAH UNDIE RUN 2011 PROTEST AGAINST UTAH BEING SO UPTIGHT』、Undieとは下着姿という意味で、お堅いユタへの抗議がテーマ。Runと言っても走らなくてもいい。歩いてもいいしローラーブレード の人もいる。ハダカの穏やかなデモみたいなものだ。40秒の動画があるので見てみよう。

約3,000人がソルトレイクシティのダウンタウンから州議事堂も前までの通りを、1マイルランした。何に反対しているかといえば、同性愛婚を認めないこと、中絶に反対なこと、たぶんアルコールが州内で買いにくいとかもあるかな。下着姿/Undieには条件がある。utahundierun.comによれば、

・ヌードはだめ、革ひもやGストリングスもだめ。
・お尻ハンケツもトップむき出しもだめ。
・反則切符をもらわずに家に帰れること。



これじゃあ、お堅いのをデモして反対するのにすでにお堅いぜ(笑)。 ユタといえばモルモン教、モルモン教といえばアルコールだめ、カフェインだめなど戒葎が厳しいことで有名だ。ユタ州の政治はテキサス、アイダホに並ぶ保守 共和党の牙城で、保守主義がゴリゴリしている。ギャンブルが違法な州も珍しい。普通はスーパーで買えるアルコールも、度数5%以上のものは州認定のお店だ け。レストランにもアルコールはない(あるところもあるかも)。

さらに『プリンストン・レビュー』という大学受験情報や模擬試験など大学の調査ランキングによると、ユタ州の大学BYU/ブリガム・ヤング大学は『No. 1 Stone-Cold Sober University in U.S.(全米でもっともお堅い大学一位)』に07年、08年と2年連続で選ばれている。下着ランしている学生たちもけっこうお堅いのである。



だからなのか、下着でもけっこう解放感いっぱいな顔つき。ぼくも走りたかったよ。まあアルコールの交通事故は米国はびっくりするほど多いし、飲みすぎは脳 をやられるから、厳しい方がいいと思う。ユルい州ばかりのアメリカ、お堅い州があってもいい。犬だってパンツを履くのさ。



それにしても「裸は力だ」。素っ裸で自転車に乗る“Naked Bike Ride”も迫力満点だが、下着ランも「おれたちは丸裸だぜ」「でも言うことは言うぜ」という“無抵抗主義の抵抗主義”がある。この合法的な裸は、大人ヅラの偽善者には脅威だろう。

こういうイベントを見るにつけ米国は偉大な国だと思う。「ひと肌脱ごう」と口では言いながら実際には脱がずに、脱いだ人を糾弾する日本じゃ無理だ。実に残念だ。

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