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2011年10月30日 (日)

『Chicks With Guns』の美の向こうに。

写真集『Chicks With Guns』は美しい“ショット”だ。

銃を持つ女性をモデルにしたこの写真集は、写真家のLindsay McCrumさんが3年間をかけて280枚を撮影し、その内80枚を精選したもの。

They may not be classically beautiful, but in these photographs they all look beautiful, exuding honesty, confidence, poise, power and pride. 引用元=chiks wiht guns Lindsay MacCrum 

彼女たちは表面上美人ではない人もいる。だがその写真は美しく、正直さ、自信、冷静さ、力、そしてプライドが滲みでている。

彼女がウエブサイトで書くように、絶対的な意味で美人じゃない人もいる。でも公開されている写真のすべての女性が凛々しく堂々としている。絶対までの美を感じる。なぜなのだろう?

I’ve been in law enforcement, I’ve always had a gun in my nightstand that I keep loaded, no safety on, ready to go, one in the chamber, because that’s the only way I feel it’s effective. 引用元=wired

ずっと捜査機関で働いています。いつもベッドサイドには銃を置いています。弾を込め、安全装置を外して、いつでも撃つことができます。弾丸は一発。こうしないと撃つことはできないと思います。

カ リフォルニア州に住むLizさんは「Beretta 96G Vertec .40-caliber pistol」を持つ姿が実にさまになっている。捜査機関だからとはいえ、そのすっくと握る姿と、寝室という人が無防備になるスペースの取り合わせが絶妙 である。猫もいい。



テキサス州に住むCourtneyさんは「Yildiz 20-gauge」を持つ。

I like the look of side-by-sides and over-and-unders.... I also really like to dress to hunt even though dove are colorblind." 引用元=wired

私は左右2連や上下2連が好きです。鳩は色がわからないですけど、ファッションを整えて狩猟するのが好きです。

銃は彼女たちにどんな影響を与えるのだろうか?

手にするものが銃じゃなくて、たとえばフランスパンのバケットを抱えたり、ガーデニングの剪定鋏を握っているとしたら、こんな誇りある顔はしない。こんなに緊張感はない。それが重い金属で、銃であり、武器だからだろう。

ぼくは銃を持ったことがないから、その重さも冷たさも熱さも知らない。映画で観て想像するしかない。非情な殺し屋のサイレンサー、発狂して乱射する銀行強盗、身震いして犯人を撃つ新米警官、暴発させて自分を撃つ慌て者。たぶんぼくは慌て者の“Ronnie and Clyde”みたいに自分の足を撃つな(笑)。

米 国社会で銃を所持できることを、政治的にどうこういうつもりはない(この写真家もそう語っている)。ただこの写真を見て、銃は米国社会でどこか自立心、自 己解放、他者尊重とつながっているような気がした。銃の所持社会とそうじゃない社会の違いが、少し見えたような気がした。

決して撃ちたいと思わないけれど、銃を持つと、自分はどんな顔をするのだろう?見てみたい。

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